ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回のバットマンは、1989年公開されたティムバートン監督のバットマンです。バットマンことブルースウェインを演じたのは俳優のマイケルキートンです。いままでのヒーローとしてのバットマン像をダークヒーローへと転換させた転機の作品といえると思います。バットマンは数々の秘密兵器とバットモービルなどを駆使して、ゴッサムシティを滅ぼそうとするジョーカーと激しい戦いを繰り広げました。今回のフィギュアは、ダークナイトとは違ったスーツや劇中の再現に期待が高まります。それではレビューをはじめます。
(そのほか)
滑空バットマン
飛行状態を再現したかったのですが、CG処理不完全ですいません・・・。実際に、バットマンは第一作ではマントを使った滑空はしなかったと思いますが、バットマンリターンズでは、マントを使用した滑空シーンがありました。リターンズも商品化されるので、その時は新型バットマントも再現してほしいですね。
バートン版&ダークナイト版 <\br> ダークナイト版バットマンとはかなりデザインが異なりますね。デザイン的にはバートン版のほうが古く見えますが、フィギュア自体は様々な改良がくわえられているバートン版のほうが見栄えは良く見えます。 以上、ホットトイズ バットマン(ティムバートン版1989年)レビューでした。
(総評)
良かったところ
全身に使用されたラバースーツの質感が高い
眼球可動システムの改善がみられ、目の質感やその操作性も改善されている
マントの支柱や豊富なオプションなどが充実
気になったところ
全身のラバースーツのため、可動性は制限されている
マントの支柱を見せずにディスプレイするのはなかなか難しい
今回のフィギュアは、全身のラバースーツによる劇中の質感を再現しています。その分可動性は制限されますが、全体的な見栄えは非常に臨場感があります。マントも人工皮革を使用して質感を再現し、ダークナイト版よりも堅いのですが、その分たなびくマントの形状をある程度再現できるのも良かったです。ガントレットなどの装備及び付属品も作りこみが高く、どれもリアルに仕上げられています。また、マントのポーズをつける際に、若干マントの中に支柱を隠しにくいのが残念ですが、バットマンのポージングには不可欠のマントの形状をコントロールできるのはよかったです。
ダークナイトよりも多くの点で改善がみられ、より完成度の高いバットマンフィギュアだと思います。今後、ジャックニコルソンのジョーカー、そしてジョーカーになる前のマフィア、ジャック・ネーピアも発売予定なので、今後もバートンバットマンのフィギュアにも大いに期待できると思います。そして、バットマンが搭乗できるバットモービルも来年に発売を控えています。バットマンリターンズも商品化が決定し、バートン版バットマンのフィギュア展開には目が離せないですね。
それでは今回はこれにて!