映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」感想レビュー

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今回は、
映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の感想レビューです。
※完全なネタばれなので、
これからご覧になる方はご注意ください。


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(入場者プレゼント「蓄光レーザーブレード ストラップ」)
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刃の部分の蓄光顔料が光を吸収し、
暗所で光ります。



1982年に放送された
「東映メタルヒーローシリーズ」の第1作
「宇宙刑事ギャバン」をモチーフにした
映画「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」を観て来ました。


以下が「あらすじ」と「感想」です。

※完全なネタばれなので、
これからご覧になる方はご注意ください。


また、うろ覚えのため、
実際の作品の内容と異なる記載がありますが、
ご容赦願います。


「宇宙刑事ギャバン-typeG-」串田アキラ

「宇宙刑事ギャバン」串田アキラ

「星空のメッセージ」串田アキラ

「宇宙刑事シャリバン」串田アキラ

「強さは愛だ」串田アキラ

「宇宙刑事シャイダー」串田アキラ

「ハロー! シャイダー」串田アキラ

※動画投稿者の方々、ありがたく使わせて頂きます。


(あらすじ)

幼馴染の
少年「十文字撃」・「大熊遠矢」と
少女「河井衣月」の3人は、
ある晩星空を見上げながら
「いつか3人一緒に宇宙に行こう」
と約束を交わす。


やがて大人になっても3人は
行動を共にしていた。

サイドカーのレース中、
「撃(演:石垣佑磨さん)」が
「遠矢(演:永岡卓也さん)」の指示を無視し、
コースアウトした事が原因で
2人はいがみ合う。

そこへ「衣月(演:滝裕可里さん)」が現れると、
途端にその場の空気は和み、
3人は笑顔を交わす。


その後
「撃」と「遠矢」は
宇宙飛行士となり
火星に旅立つ事となる。

そんな2人に、
「衣月」は餞別として、
3人の揃いの
星型のペンダントを渡す。

しかし、
火星へと向かった
スペースシャトル「かなた」の消息が途絶え、
「撃」と「遠矢」は行方不明となってしまう。


その1年後、
「衣月」が務める
宇宙物理学研究開発機構「SARD」を
「宇宙犯罪組織マクー」の幹部
「ザン・バルド(声:松本大さん)」が襲撃する。

「ザン・バルド」は、
「岩本室長(演:イジリー岡田さん)」や、
警備員等を次々に殺害し、
「衣月」に迫る。

ついに追い詰められた「衣月」に、
「ザン・バルド」が迫ったその時、
一つの光球が現れ
「ザン・バルド」を弾き飛ばす。

降り立った光球から
「宇宙刑事ギャバンtypeG」が姿を現し、
「ザン・バルド」と戦闘が始まる。

次々に技を繰り出し、
「ザン・バルド」を圧倒する「ギャバンtypeG」であったが、
「衣月」を盾にされ動きを封じられてしまう。

その時、
「初代宇宙刑事ギャバン=一条寺烈(演:大葉健二さん)」が放った
「レーザーZビーム」が、
「ザン・バルド」に命中し、
「衣月」が解放される。

透かさず、
「ギャバンtypeG」は
必殺技「ギャバンダイナミック」で
「ザン・バルド」を一刀両断する。

「ギャバンtypeG」は、
飛来した
「超次元高速機ドルギラン」に回収され
飛び去ってしまう。

「衣月」は、
飛び去る直前の
「ギャバンtypeG」の変身が解け、
「撃」の姿に戻る瞬間を目撃する。


「バード星」の
「銀河連邦警察本部」に戻った「撃」と、
彼のパートナーである
「シェリー(演:森田涼花さん)」は、
「コム長官(演:西沢利明さん)」と
秘書「エリーナ(演:穂花さん)」から
叱責を受ける。

「コム長官」は、
正式な宇宙刑事になっていないにも関わらず、
無断で地球に向かった「撃」に、
「何故宇宙刑事になったのか」
を尋ねる。

「撃」は、
スペースシャトル「かなた」が
火星衛星軌道上で爆発し、
宇宙へ投げ出された際
「初代ギャバン」により
救出されたのであった。

その後「撃」は、
「コム長官」から、
地球に脅威が迫っている事を
伝えられ、
1年間宇宙刑事になるための
訓練を受けたのであった。

「地球にいる大切な人を守りたいから宇宙刑事になった」
という「撃」の言葉を聞いた「コム長官」は、
「宇宙刑事シャリバン(〈仮称〉新シャリバン)=日向快(演:三浦力さん)」と
「宇宙刑事シャイダー(〈仮称〉新シャイダー)=烏丸舟(演:岩永洋昭さん)」の
地球への配属を一旦保留とし、
「撃」にリベンジの機会を与える。


一方、
「マクー」の本拠である
「魔空城」では、
覆面の幹部「ブライトン」を中心に、
かつて「初代ギャバン」に倒された
「マクー首領 ドン・ホラー」復活のための計画が
着々と進められていた。

そこには、
「ギャバンtypeG」に倒されたと思われた
「ザン・バルド」、
「ドン・ホラー」の妻「魔女キバ」の同族
「魔女キル(演:人見早苗さん)」、
ダブルモンスター「リザードダブラー(声:関智一さん)」
の姿があった。

「リザードダブラー」は、
「ザン・バルド」が「ギャバンtypeG」と交戦中に、
「SARD」から盗み出したデータを
「ブライトン」に提出する。

そのデータから得た情報を元に、
「ブライトン」は
「魔女キル」に命令を下す。


再び地球に戻った「撃」は、
先日の出来事に戸惑うばかりの
「衣月」の前に姿を現し、
自分が「宇宙刑事」になった事を明かす。

「撃」は「衣月」を
「ドルギラン」に連れて行き、
「マクー」に奪われた
「SARD」のデータについて
尋ねる。

「衣月」は、
奪われたデータは、
「大山エネルギー研究所」にある
「アクシオン隕石」の組成データであった事を
伝える。

「アクシオン隕石」は、
20年前研究所の創設者
「大山小次郎博士」が回収した物で、
その周囲にはワームホール生成の
基礎空間構造が
一定の条件下において成立していた。

「衣月」は、
ワームホールの研究をしていた
「遠矢」の後を引き継ぎ、
「アクシオン隕石」の
組成データを収集していたのであった。

「大山エネルギー研究所」に潜入を試みる
「撃」と「シェリー」は、
倒れている研究所職員達に遭遇する。

研究所職員の女性を
「シェリー」に託し、
「撃」は研究所の調査へと向かう。

すると女性職員は突如
「シェリー」に襲いかかり、
研究所内へと姿を消す。

一方「撃」は、
倒れた状態の
研究所職員等に遭遇する。

すると突然彼等は起き上がり、
「撃」に襲いかかって来た。

「撃」は、
攻撃しても痛みを感じていない様子から、
職員達が操られている事に気付く。


「シェリー」は、
「アクシオン隕石」の保管場所で、
女性職員と対峙する。

すると女性職員は
「魔女キル」の正体を現し、
「シェリー」を柱に縛り付けてしまう。

「魔女キル」は、
「アクシオン隕石」を利用し、
ワームホールを生み出す事によって、
「ドン・ホラー」を復活させるという
「マクー」の企みを語り出す。

「アクシオン隕石」を
「魔空城」に転送させた
「魔女キル」は、
そのまま退散してしまう。

洗脳された職員達を振り切り、
駆けつけた「撃」に、
「シェリー」は「マクー」の企みを伝え、
職員達を避難させるよう促す。

「撃」が職員等を救出し、
「シェリー」が
「レーザービジョン」で
インコに変身して
脱出した直後、
研究所は大爆発を起こす。

「撃」と「シェリー」・「衣月」は、
瓦礫の山と化した研究所の前で
立ち尽くす。

そこで
「衣月」は、
かつて「遠矢」に渡した
星型のペンダントを発見する。


「ドルギラン」に戻り、
手当てを受ける「シェリー」は、
「衣月」に対し、
「撃」や「遠矢」との
関係について尋ねる。

「衣月」は、
「遠矢」が
ワームホールの研究に没頭するあまり、
自分の飼い猫まで実験の犠牲にしようとした過去を思い出し、
「遠矢」が次第に別人になっていった事を
悲しく思う。

「シェリー」から
「衣月」は「撃」の事が好きだと聞かされた
「撃」は、
火星での出来事を思い出す。


スペースシャトル「かなた」で、
火星の衛星軌道上に辿り着いた
「撃」と「遠矢」は、
宇宙空間に出現した
巨大なワームホールを発見する。

「遠矢」は、
「撃」の制止を無視して、
ワームホールに接近しようと
船外へ飛び出す。

2人が宇宙空間へ飛び出した直後、
「かなた」は大爆発を起こす。

「撃」は、
ワームホールに吸い込まれそうな「遠矢」の手を
必死で掴むが、
ついに離してしまう。

「遠矢」はそのまま
ワームホールの中へと吸収されてしまい、
宇宙空間を漂っていた「撃」は、
「初代ギャバン」によって救われた。

「撃」は、
「友を救えず、その事を明かせない自分には、
衣月の気持ちを受け止める資格はない。」
と語る。

「衣月」からの知らせを受けて
「ドルギラン」に戻った
「撃」と「シェリー」は、
送られてきた謎の数式を
目にする。

数式と共に送られてきた
指定場所に向かおうとする「撃」に、
「衣月」は同行する。

謎の工場跡に辿り着いた
「撃」と「衣月」の前に、
「ブライトン」が現れる。

「撃」は
「ギャバンtypeG」に
蒸着し、
「ブライトン」に立ち向かうが、
全く歯が立たない。

蒸着が解けた「撃」の眼前で、
「衣月」は「ブライトン」に
連れ去られてしまう。

「ブライトン」と入れ替わりに現れた
「ザン・バルド」「リザードダブラー」「魔女キル」
戦闘員「マクーモンスター」達の攻撃を受け、
「撃」は絶体絶命の危機に追い込まれる。

そこへ1台のジムニーが乱入し、
そこから現れた
「一条寺烈」は、
敵を次々になぎ払い、
「撃」を連れて
その場を脱出する。


「ドルギラン」の中で
意識を回復した「撃」は、
火星での危機、
「SARD」での危機、
工場跡での危機を
「初代ギャバン」によって
救われた事を初めて知らされる。


「コム長官」は通信で、
立て続けに失敗した
「撃」を地球担当の任務から外し、
特務刑事の「烈」に引き継がせる旨を伝える。


川岸で1人落ち込む「撃」に、
「烈」は歩み寄る。

「烈」は「撃」に
「たった一人の女も守れないような奴は、
宇宙刑事として、いや男として失格だ!」
と言い放ち
「撃」を殴り倒す。

悔しさを胸に向かって来る「撃」に対し
「烈」は
「その悔しさがあればまだ戦えるはずだ!」
と諭す。



一方その頃、
「魔空城」に囚われた
「衣月」に、
「ブライトン」が迫る。

すると、
「ブライトン」が外した
黄金の仮面の下から
「遠矢」の顔が現れる。

「遠矢」は、
火星のワームホールに吸収された直後、
「ドン・ホラーの魂(声:飯塚昭三さん)」から、
「撃」が「衣月」を独占するため、
わざと手を離して
自分を見殺しにしたと言われた事を
語る。

「ドン・ホラーの魂」によって、
「ブライトンの仮面」を被せられた
「遠矢」は、
自分の歪んだ感情を増幅させ、
全宇宙を征服するため、
「ドン・ホラー」復活を企んだのであった。

「遠矢」は「衣月」を
「ドン・ホラーの魂の憑代」に
する事を伝える。


川岸での格闘が続く中、
「烈」は、
「ブライトン」の正体が
「遠矢」である事を
「撃」が既に悟っている事を
指摘する。

「たとえ友であってもためらうな!」
と訴えかける「烈」に、
「撃」はパンチを命中させる。

その一撃から「烈」は、
「撃」が覚悟を決めた事を悟り、
激励する。

「撃」は、
「衣月」を救い出し、
宇宙の平和を守る事を誓う。

その時、
2人の様子を見守っていた「シェリー」を人質にして、
「リザードダブラー」が
「撃」と「烈」の前に現れる。

「シェリー」を奪還した直後、
「魔空空間」が発生し、
「撃」と「烈」は、
飲み込まれてしまう。

「魔空空間」では
通常の3倍の力を持つ
「リザードダブラー」と、
「マクーモンスター」の攻撃をかわしながら、
「撃」と「烈」は、
不可解な空間を逃げ回る。

元の空間に戻った「撃」と「烈」に、
「シェリー」は、
「魔空城」の装置が作動し、
ワームホールが発生した事を伝える。

上空に見える
ワームホールにより
魔空空間が拡大し、
「ドン・ホラー」が復活すれば、
宇宙全体が危機に陥ってしまう。


宇宙の危機を救うため、
「撃」と「烈」は、
「ギャバンtypeG」と「初代ギャバン」に
蒸着する。

「初代ギャバン」は、
「リザードダブラー」との戦闘を引き受け、
「ギャバンtypeG」に
「魔空城」に向かうよう促す。

「ギャバンtypeG」は、
「サイバリアンtypeG」に飛び乗り、
宇宙空間へと飛び出す。

宇宙空間には
「マクー戦闘円盤」の群れが
待ち構えていた。

「ギャバンtypeG」は、
「ドルギラン」を、
「電子星獣ドル」に分離変形させ、
その頭部に飛び乗る。

「ギャバンtypeG」は、
「ドルレーザー」や
「ドルファイヤー」を炸裂させ、
円盤の群れを焼き払う。

「魔空城」に突入した
「ギャバンtypeG」の前に、
「ザン・バルド」と「魔女キル」が
立ちはだかる。

するとそこに、
「日向快」と「烏丸舟」が
駆けつける。

「快」は「宇宙刑事シャリバン」に「赤射」し、
「舟」は「宇宙刑事シャイダー」に「焼結」する。

「新シャリバン」と「新シャイダー」は、
「ギャバンtypeG」に
先に進むよう促す。


ワームホールを発生させる装置の部屋で、
「ギャバンtypeG」は「撃」に戻り、
「遠矢」と再会する。

全て誤解である事を訴える
「撃」や「衣月」の言葉に耳を貸す事なく、
「遠矢」は「撃」に襲いかかる。

再び「撃」が「ギャバンtypeG」に「蒸着」すると、
「遠矢」も仮面を被り「ブライトン」と化す。

激しい戦闘の中、
「ブライトン」は
自らの仮面の複製を
「衣月」に被せ、
「ドン・ホラーの魂の憑代」にしようとする。

ついに
ワームホールに浮遊する「衣月」の身体に
「ドン・ホラーの魂」が憑依してしまう。


地球上では、
「初代ギャバン」が
「リザードダブラー」に
必殺技「ギャバンダイナミック」を炸裂させ
撃破する。

同じく、
「魔空城」では、
「新シャリバン」と「新シャイダー」が、
必殺技「シャリバンクラッシュ」と
「シャイダーブルーフラッシュ」を炸裂させ、
「魔女キル」と「ザン・バルド」を撃破する。


「ドン・ホラーの魂」に憑依されながら、
隙を突いて必死に呼びかける
「衣月」の声を聞いた「ギャバンtypeG」は、
ためらいを捨て、
「レーザーブレード」に
力を込める。

「ギャバンtypeG」の新必殺技
「ギャバン・ハイパーダイナミック」が炸裂し、
「ブライトン」の仮面は一刀両断される。

「遠矢」が倒れると同時に、
「衣月」の仮面も砕け散り、
「ドン・ホラーの魂」は
彼女から離れ
ワームホールと共に消滅してしまう。

「ギャバンtypeG」は
舞い降りた「衣月」を
受け止める。

やがて「魔空城」は崩壊を始め、
「遠矢」は床の亀裂に落ちてしまう。

「ギャバンtypeG」は、
「遠矢」の手を必死で掴み、
亀裂から引き上げる。

「ギャバンtypeG」達が脱出すると同時に、
「魔空城」は大爆発を起こし、
消滅する。


地球に戻った
「撃」と「衣月」は、
瀕死の状態の「遠矢」に
必死で呼び掛ける。

「遠矢」は「撃」に、
「もう一度お前と宇宙に行きたかった…」
という言葉を遺し、
息絶える。


戦いの後、
「衣月」と「遠矢」達との思い出の場所を眺める「撃」に、
「烈」は、
「十文字撃を正式に宇宙刑事ギャバンに任命する」という
決定が下された事を伝える。


間もなく「撃」は「衣月」に、
「俺には宇宙刑事としての任務がある。
寂しくなったら夜空を見上げて俺の事を思い出してくれ」
という内容の手紙を残して、
「ドルギラン」で地球を去っていく。

手紙を読み終えた
「衣月」は1人微笑んでいた。




(感想)


まず、
本作で良かった点については
以下の通りです。


全体的に、
「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」とは
異なるテイストの作品として
仕上がっていたと思います。


「2代目ギャバン」である
「ギャバンtypeG=十文字撃」役の
「石垣佑磨さん」は、
未熟な戦士という役の雰囲気を
よく出せていたと思います。

 生身のアクションシーンも、
しっかり演じていたと思いました。

「撃」の相棒である
「シェリー」役の「森田涼花さん」も、
かつての「初代ギャバン=一条寺烈」の相棒である
「ミミー」を彷彿とさせる恰好で、
かわいらしキャラを
よく表現していたと思います。

CGだったものの、
「ミミー」同様
「レーザービジョン」で、
「インコ」に変身するのも
うれしかったです。

ただ「森田涼花さん」と言えば、
やはり「侍戦隊シンケンジャー」の
「シンケンイエロー=花織ことは」を
思い出してしまいました。

今回は、
「魔女キル」に洗脳された研究所職員相手ですが、
アクションシーンがあったのも
良かったです。


「石垣さん」と「森田さん」は、
本作公開前に、
同じ役で、
「特命戦隊ゴーバスターズ」に出演しましたが、
「撃」と「シェリー」のキャラクターについては、
今回じっくりと掘り下げて
描かれていたと思います。


そして本作には
「ギャバン」だけでなく、
「シャリバンとシャイダーの2代目」も
登場した事が
大変うれしかったです。


「新シャリバン=日向快」役の
「三浦力さん」は、
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の
「ゲキバイオレッド=深見ゴウ」役で
お馴染みの俳優さんです。

「お兄さんキャラ」だった
「深見ゴウ」とは異なる、
フレッシュな感じがしました。


一方の
「新シャイダー=烏丸舟」役を演じた
「岩永洋昭さん」は
「仮面ライダーOOO」の
「仮面ライダーバース=伊達明」役で
お馴染みの俳優さんです。
(個人的には「トミカヒーロー レスキューフォース」で演じた
「R5=石黒鋭二」がお気に入りです。)

「伊達明」の様な飄々としたキャラではなく、
落ち着いた印象のキャラを
演じていたと思いました。

「初代シャイダー=沢村大」役を演じた
「故 円谷浩さん」は、
後年「ウルトラマンダイナ」や
「ウルトラマンガイア」等に出演した時も
「シャイダー」の当時と変わらない
若々しい印象を受ける俳優さんでした。

それに対し、
「岩永さん」は、
出演作を見ていて、
役どころやヒゲのせいか、
かなり年輩かと思っていましたが、
実年齢が思った以上に若い事を知り
驚かされました。

そう考えると、
今回の「新シャイダー」については、
「初代シャイダー」と
180度反対の印象のキャスティングになっていると
思いました。


今回は、
「ギャバンtypeG」「新シャリバン」「新シャイダー」が
3人一緒に戦うシーンはありませんでしたが、
初代では実現しなかった
「シャリバン」と「シャイダー」のタッグを見れて
新鮮に感じました。


そして今回、
「初代ギャバン=一条寺烈」役として
映画「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」に続いて
「大葉健二さん」が出演し、
前回以上に派手なアクションに
積極的に参加していたのが印象に残りました。


それに
「コム長官」が
登場した事がうれしかったです。

「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」を見ていて、
「やっぱりコム長官に出てきてほしい」と
思っていましたので、
今回その願いが叶って
とてもうれしかったです。


演じる「西沢利明さん」がご高齢のため、
観る前は不安でしたが、
見かけによらない
はっきりとした口調で、
威厳たっぷりでした。

「西沢さん」は元々、
時代劇で悪代官、
映画やドラマで
女性をもてあそぶ男等を演じる、
悪役が中心の俳優さんでした。

「宇宙刑事ギャバン」で
「コム長官」を演じる事が決まった時は、
「正義のヒーローを指揮する上司の役」
という事で大変うれしかったそうです。
(「特命戦隊ゴーバスターズ」で
「ゴーバスターズ」を指揮する
「黒木タケシ」役の「榊英雄さん」も
それまでは
悪役を多く演じていました。
インタビューで、
「正義のヒーローの上官」の役が
やれてうれしいとコメントしていました。)

主題歌を歌う
「串田アキラさん」には申し訳ないですが、
新録の「宇宙刑事ギャバン-typeG-」が挿入歌に回され、
オリジナルの「宇宙刑事ギャバン」が
エンディングで流れて
本当に良かったと思いました。



次に、
本作で残念に思った点については
以下の通りです。


まず、
「撃」・「遠矢」・「衣月」の
「三角関係」を中心とした
人間ドラマについて、
グダグダ感が否めなかったです。

アクションシーンが見たいお子さん達には、
難しく、
年配のファンには物足りないと言った
感じだと思いました。


「ギャバンtypeG」の
「ギャバン・ハイパーダイナミック」までの
持って行き方が
いまいち盛り上がりに欠けているように思えました。

「初代ギャバン」の
「ギャバンダイナミック」の方が、
お馴染みのBGMが流れて、
盛り上がっていたと思います。


今回、
「未熟だった十文字撃が、一人前の宇宙刑事として成長する物語」
がテーマなのか、
「ギャバンtypeG=十文字撃」が
肝心の時に活躍できず、
「初代ギャバン」に助けられてばかりの
「半人前ヒーロー」に見えました。

「ギャバンtypeG」が
本当に活躍できたのが、
最後の最後だけだった感じがして、
もう少しかっこいいシーンが観たかったです。


次に、
「新シャリバン」の声の演技が、
いまいちだと感じました。

「ベルセルク」で声の仕事を経験済みの
「岩永さん」はいざ知らず、
「三浦さん」の声の演技は
納得できませんでした。

「初代シャリバン=伊賀電」役の
「渡洋史さん」の場合、
粗削りながら
力強くかっこいい
「シャリバンの声」を
よく表現できていたと思います。

今回の「新シャリバン」の場合、
そう感じなかった事が残念でした。


「撃」と「烈」の
「蒸着」の場面で流された
「小林清志さん」のナレーションが短すぎたのも
残念でした。

オリジナルの「政宗一成さん」でないのも
残念ですが、
せっかく「小林さん」による
「蒸着プロセスの解説」が、
前半部分しかなかったのが
もったいなかったです。



「電子星獣ドル」が、
かつてのように「ミニチュア」ではなく
「フルCG」で描かれていましたが、
「ドルギラン」から分離した途端に
しょぼく見えて仕方ありませんでした。

「マクー戦闘円盤」の群れを一掃する程の
圧倒的な強さを見せたものの、
かつてのような
「ドル自体の迫力」がなかった様な気がします。

やはり、
今の日本の技術では、
「フルCG」で
米国の映画のような
迫力を表現する事は
難しいようですね。

そのためか
未だに日本では、
「トイストーリー」や
「カンフーパンダ」
「タンタンの冒険」に匹敵する
「フルCGアニメ映画」が
誕生していません。

こればかりは、
今後の技術の向上に
期待するしかないのでしょうか…


観ていて感じた、
「『シェリー』が『コム長官』の姪にしては若すぎるのでは?」
「なぜ大山エネルギー研究所の傍に遠矢のペンダントが落ちていたのか?」
という疑問に
答えてくれるような場面がなかった点も残念でした。




「魔空空間」で、
「ショーのステージ」に放り出された「撃」や「烈」が、
客席に向けて笑ってピースしたりしていましたが、
このリアクションは必要だったのでしょうか?

かつて
「初代シャリバン」や「初代シャイダー」が
「幻夢界」や「不思議時空」に放り出された時は、
両者共必死の形相で奮闘していたんですが…


そして、
かつて
「魔空空間」「幻夢界」「不思議時空」での戦闘で印象的だった、
「手描きによる不可解な背景」
が登場しなかった点も残念でした。

ただ、
上記の背景を描いていた
デザイナーの方は既に他界されているので、
仕方ないと言えばそうですが…

宇宙刑事シリーズには欠かせない場面だったので
大切な物が抜け落ちてしまった印象を受けました。


本作では、
「初代ギャバン」ばかり持ち上げられている印象がしましたが、
「初代シャリバン」と「初代シャイダー」も
「宇宙の危機を救った偉大な宇宙刑事」
だと思います。


特に
「初代シャイダー」が戦った
「不思議界フーマ」は、
地球のみならず、
宇宙中の星々を
同時攻撃していました。

宇宙全体が「フーマ」により
戦争状態となったため、
「初代ギャバン」も「初代シャリバン」も
自分達の持ち場を離れる事ができず、
「初代シャイダー」の応援に行けなかった程でした。


そして、
既に他界された
「初代シャイダー=沢村大」役の
「円谷浩さん」は仕方ないとしても、
「初代シャリバン=伊賀電」役の「渡洋史さん」にも
ぜひ出演してほしかったです。


「渡洋史さん」の元には、
「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE」公開後
「シャリバンを復活させてください」というファンからの声が届くようになり、
「僕ではなく、東映さんに言ってもらわないと…」と
インタビューでコメントしていました。

再び「シャリバン=伊賀電」を演じる事に対しては、
前向きなようだったので、
ぜひ今回出演してほしかったです。


今回登場した
「大山エネルギー研究所」の
「大山小次郎博士」役として、
オリジナルキャストの
「鈴木正幸さん」に出演してほしかったです。

そして、
「一条寺烈」と再会してほしかったです。


「大山小次郎」はかつて
「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」の
「宇宙刑事シリーズ」に全て登場した
各主人公との絡みが印象的だった三枚目のキャラクターです。


「鈴木正幸さん」は
NHKの朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」で
「宮本信子さん」演じる
「加賀美環」の夫役で出演する等
今も現役の俳優さんです。
(放送当時は全然気付きませんでした。
ゴメンなさい…)

もう一度、
「大山さん」に
「烈ちゃん!」と
言ってほしかったですね。



本当に残念な点がありましたが、
「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の時のように
ゲストではなく
「主役としてのメタルヒーローの物語」を
再び映画で観る事ができた事は
本当にうれしかったです。



(おまけ)

ここからは、
1982年から1985年にかけてテレビ放送された
「宇宙刑事ギャバン」
「宇宙刑事シャリバン」
「宇宙刑事シャイダー」の
3作品について、
私個人が言いたい事を
記載したいと思います。

※今回の映画のレビュ―とは無関係の内容なので、
興味のない方はどうぞ無視してください。




(宇宙刑事ギャバン)


まず、
「ギャバン」という名前が
フランスの俳優
「ジャン・ギャバン」という人に
由来する事を大分後で知りました。


私は本作を
再放送で視聴しました。


「烈」が世話になる牧場の
「藤豪介」役の
「多々良純さん」が
後に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の
「不思議仙人バーザ」を演じていたのが
記憶に残りました。

「烈」の相棒役の
「ミミー」を演じた
「叶和貴子さん」が
その後
ドラマ等で活躍していました。


放送当時
「千葉真一さん」が出演する事が
話題になったそうです。

しかし劇中では、
「烈」の父「ボイサー」としての
出番はほんの少しで、
すぐに死んでしまいました。


また、
物語の途中で「烈」に救われた
若者「伊賀電」が、
最終回で
「宇宙刑事シャリバン」となって、
戦場に現れる点が
意外でした。

ただ、
アニメ「マジンガーZ」の最終回のように、
次回作の主人公が、
絶体絶命の前作主人公を救いに駆けつけるという、
主役交代劇ではありませんでした。

「ギャバン」が「マクー」を壊滅させた後で、
「コム長官」から改めて
後任の地球担当の宇宙刑事として紹介されます。


何はともあれ、
「全身銀ピカの強化服をまとったヒーロー」は
大変斬新で、
大人気の作品となりました。




(宇宙刑事シャリバン)


まず、
「シャリバン」という名前の由来については、
個人的に、
アメリカのテレビ司会者
「エド・サリヴァン」からかと思っていましたが、
はっきりした由来は不明だそうです。


「ギャバン」同様、
本作も再放送で
視聴しました。


本作の主人公
「宇宙刑事シャリバン=伊賀電」役を演じた
「渡洋史さん」は、
この後
「メタルヒーローシリーズ」の
「時空戦士スピルバン」でも
主人公「城洋介=スピルバン」役で
主演しました。


さて、
前作「ギャバン」のヒットを受けて
制作された本作ですが、
担当した脚本家の1人
「上原正三さん」が
ハートを込め過ぎた感じで、
「SFアクションヒーローもの」
の路線から脱線したような印象を受けました。

「イガクリスタルの謎」に絡み、
「シャリバン」に協力する
「白服の少女達」には、
「上原さん」の故郷
「沖縄」に対する思いが
込められていたそうです。


また、
本作には
有名人の方々が出演していた事も
印象深かったです。

「伊賀電」の父親役として
歌手の「上條恒彦さん」が出演していました。

同じく歌手で
本作の挿入歌も歌っていた
「尾崎紀世彦さん」が
イガ星人「マリオ」役で出演していました。

また
「マイケル富岡さん」が、
「伊賀電」と出会う
「探偵」役で出演していました。

劇中では、
信じていた相手が
「宇宙犯罪組織マドー」の手先であった事にショックを受け、
最後は探偵を辞めて
「自然は裏切らない」という理由で
マグロ漁船に乗る事を決意して去って行きました。
(なんでそんな極端な決断をしたのでしょう?)


もちろん本作にも、
上記の「上條さん」演じる
「父親」の姿を通して
「本当の男の強さ」を知った事を
「伊賀電」が語る物語等
きちんとしたテーマが描かれた
見所十分のエピソードもあります。

クライマックスでは、
「ギャバン」も駆け付け、
「ギャバン」&「シャリバン」のコンビで
「魔王サイコ」とその分身「サイコラー」を倒し
大盛り上がりの展開を見せました。


「シャリバン」の基地である
「グランドバース」が、
工業用的なロボットに変形して
異彩を放っていました。


また、
「マドー」が毎回
「幻夢界」を発生させる場面で
「魔王サイコ」が
口をカパッと開ける様子が
面白かったです。


それと、
エンディングで、
太陽に浮かぶ
「シャリバンのシルエット」の横に、
不自然に
「車のシルエット」が映るのを見て、
「何で?」
と思いました。


何はともあれ、
「シャリバン」の
真っ赤なメタルボディーのデザインは、
「3人の宇宙刑事」の中では
一番かっこいいと思います。





(宇宙刑事シャイダー)

まず、
「シャイダー」という名前は、
アメリカの俳優
「ロイ・シャイダー」という人に
由来するそうです。




「シャイダー=沢村大」役を演じていた
「円谷浩さん」が、
「ゴジラ」や「ウルトラマン」の生みの親
「円谷英二監督」のお孫さんである事を
大分後で知りました。

「一条寺烈」と「伊賀電」とは異なる
「短髪の主人公」なのが
フレッシュな印象を受けました。


「シャイダー」の相棒の
「アニー」が、
それまでの
「ミミー」や「リリィ」と異なり、
諜報活動のみならず、
戦闘面でも活躍していたのが
印象深かったです。

光線銃片手に、
キックやパンチを繰り出し、
派手なアクションを
披露していました。

「アニー」を演じた
「森永 奈緒美さん」は、
その後
「時空戦士スピルバン」に
「ヘルバイラ=ヘレンレディ=ヘレン」役で
レギュラー出演しました。


「超次元戦闘母艦バビロス号」が、
「シューティング・フォーメーション」して
銃型の必殺武器
「ビッグ・マグナム」に変形し、
立体投影された
「シャイダーのシルエット」が
その引き金を引くシーンが
斬新でした。

ただ、
ロボット好きとしては、
「バトルフォーメーションしたバビロス」の登場回数が
非常に少なかった点が残念でした。


「シャイダー」が戦う
「不思議界フーマ」の幹部である
オカマ(?)の「神官ポー」も
インパクトが強かったです。

また、
放送当時観ていて、
強く印象に残った話が
何本かあります。

「不思議獣」によって
子供達が人形にされる話は
ホラー映画っぽくて怖かったです。

また、
「不思議獣」に家の中を占領され、
周囲に知らせる事もできず、
言いなりになるしかない
一家の恐怖が描かれた話も
非常に不条理で怖かったです。

また、
「フーマ」が、
いじめられっ子達を超能力者にして、
いじめっ子達に復讐させるというような話は、
現在の時局に鑑みると
もう描かれる事はないでしょうね。



放送当時は、
「沢村大」が元々学者であったという設定が
理解できなかった上に、
「戦士シャイダーの遺産を探す」
という展開にもついていけませんでした。

遺跡に閉じ込められた「シャイダー」が発見した
「戦士シャイダーの遺産」が
まんま「シャイダーの移動メカ」
「ブルホーク」で、
「いつの間に来たんだろう?」
という位しか思いませんでした。

でも、
青いスーツもかっこ良く、
鞭のように
「レーザーブレード」
を変形させる戦法も
斬新でした。


「フーマ」を壊滅させた
本編最終回の翌週に、
「ギャバン」「シャリバン」「シャイダー」の
「3人宇宙刑事」が勢揃いする
特別編が放送されたのも
うれしかったです。

それまで
「ギャバン」と「シャリバン」は
視聴した事がないにも関わらず、
やはり一つのシリーズの
歴代主役ヒーローが並び立つ光景は
見ていて圧巻でした。

ただ、
「ギャバン=一条寺烈」役の「大葉さん」が
当時他で出演していた役の都合上
スキンヘッドだったので
驚きました。
(「大葉さん」は、
映画「キル・ビル Vol.1」に出演した際も
スキンヘッドでした。)



結局
「宇宙刑事シリーズ」は
3作で終了したものの、
「仮面ライダーシリーズ」や
「スーパー戦隊シリーズ」に加え、
「メタルヒーローシリーズ」という
新たなジャンルを開拓した功績は
非常に大きいと思います。





(最後に)

今回の映画については、
「ビーファイターカブト」以来の
「東映メタルヒーロー」の新作だったので、
楽しみにしていました。
(「ビーファイターカブト」に続く
「ビーロボカブタック」「テツワン探偵ロボタック」は
コメディータッチの作品だったので
「メタルヒーロー」と呼ぶべきか迷いましたので…)


「東映さん」は、
「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」の
2大ヒーローシリーズでは
そろそろ広がりに限界を感じたため、
第3のコンテンツとして
「メタルヒーロー」を本気で復活させるつもりなのでしょうか。


「2代目シャリバン」や
「2代目シャイダー」が主役の作品が
今後制作されるのでしょうか?


何はともあれ、
「S.H.フィギュアーツ 宇宙刑事ギャバン」は
欲しくなりました。

「装着変身版」にはなかった
「レーザースコープが発光した状態の頭部」が
付属するとの事でうれしいです。

ぜひ
「ギャバンTypeG」はもちろんの事、
「シャリバン」と「シャイダー」も
商品化してほしいと思います。
(もちろん通常販売で!)

「メタルヒーローシリーズの復活」も含め、
今後の展開に注目したいと思います。


大変長くなりましたが、
今回はこれまで!




S.H.Figuarts 宇宙刑事ギャバン
ACTION WORKS 宇宙刑事ギャバン メタルフィニッシュVer.
宇宙刑事ギャバン THE MOVIE プレミアム切手コレクション

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