ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
映画「アイアンマン」で登場したボスキャラ「アイアンモンガー」がホットトイズで登場です。劇中ではアイアンマンよりはるかに大きいボディに加え、巨体から繰り出す圧倒的なパワーで旧式リアクターのアイアンマンマーク3を追い詰めました。劇中での戦闘はさほど長くはなかったのですが、そのシーンで使われた武器などの再現がどこまでできているかなど期待が高まるフィギュアです。 それではレビューを始めます。
(全体像)
全長は約44センチにもなり、通常の1/6スケールフィギュアよりも約1.5倍の大きさになります。横幅もフィギュア二体分はあるのでとにかく場所をとることになります。重さもかなりあります。1/4フィギュアは買ったことがないのですが、とにかくこの大きさには圧倒されると思います。
大きさ比較
アイアンマンマーク6との大きさ比較です。高さだけでなくその幅アイアンマンを圧倒する大きさですね。
(各部)
ヘッド
ヘッドは、もともと元となったアイアンマンマーク1によく似ています。
胸部にはアイアンマンに共通するアークリアクターが装備されています。
各部拡大
表面の装甲は、ザラザラした質感の処理になっています。シリンダーや関節部分は光沢のある金属様塗装がなされており、サビのようなウェザリングがさらに質感を向上させています。
腕や肩にはシリンダーが取り付けてあり、これらは腕の上げ下げに連動して可動します。
足も関節もしっかりと作られており、重いボディをよく支えることができます。
足にもシリンダーがあり、これらも足の動きに連動して動きます。
ギミック
ライトアップ
頭部のライトアップはアークリアクターよりは暗めですが、蛍光灯のような均一の光なので眩しくなくちょうど良い発光になっています。
右腕のスイッチをオンにすることで、右手のリパルサーとマシンガンの照準が光ります。
同様に、左手もリパルサーとミサイルの照準が光ります。 ちなみに、6箇所がライトアップできるフィギュアはホッとトイズではアイアンモンガーが初めてだそうです。
アークリアクター
胸のアークリアクターは、右肩の後ろもアーマーを外してスイッチを入れます。
ミサイル
左腕には連装ミサイルが装備されています。動かすことはできません。
右腕のマシンガンは、前方に伸ばすことができます。
肩部ミサイル
左肩のアーマーを外すと、中からキャノン砲が出てきます。
かなり奥に装備してありますので、シリンダーよりも上に引き出します。
引き出して発射台を前方に傾けます。
ミサイル
キャノン砲にセットするミサイルです。一発だけですがこれも綺麗に塗装されています。
付属のミサイルをセットして完成です。ミサイルはセットしたまま収納することができます。この機構の作りこみは素晴らしいですね。
内部展開
胸部アーマーを引き上げて開き、そのあとアークリアクターを前方に引き出して開きます。
オバディアヘッド
オバディアを演じたジェフ・ブリッジスのヘッドです。よくできていると思いますが、ちなみにこの人はトロンで主役を演じ、さらにトロンレガシーで父親として出てきたのもこの人でしたね。そしてネックレスはヘッドセット時に首に装着します。
ヘッドは前後左右に少し動き、体は左右に少し動きます。 ちなみに、オバディアヘッドを取り外さないと閉められないと思いましたが、製品版ではヘッドをセットしたまま閉めることができます。
(飛行モード)
ふくらはぎのカバーを外して、エアーフラップを伸ばします。
カバーが空いた状態でジェット噴射装置を取り付けることで飛行モードを再現できます。ただ、本体がかなり重いので、通常のスタンドでは耐えられないです・・・。 ただ大きいだけではなく、各部のギミックの再現などかなり充実していますね。値段の価値は十分あるフィギュアだと思います。
残念ですが時間の関係で、今回はここで止めて可動性等は後編にて追加します。では一旦はこれにて。
※後編できました ホットトイズ アイアンモンガー レビュー(後編)