ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、
「S.H.フィギュアーツ ティラノレンジャー」の代行ミニミニレビュ―です。
「スーパー戦隊シリーズ」第16作「恐竜戦隊ジュウレンジャー」に登場する
「ヤマト族プリンス」の「ゲキ」 が変身する
「ティラノレンジャー」の「S.H.フィギュアーツ」です。
「ゲキ」は厳格な性格で、常にリーダーとしての責務を全うしようとする頼もしい熱血漢でした。
生き別れになった兄「ブライ=ドラゴンレンジャー」と戦う事をためらう等、
身内に対する情に流される一面も描かれました。
自らの「守護獣ドラゴンシーザー」で街を破壊する「ブライ」の姿に怒り、
戦う決意をした「ゲキ」は激闘の末「ブライ」を負かします。
自分の間違いに気付き改心した「ブライ」と和解し、
以降は仲間として共に戦うものの、悲しい別れを迎える事になりました。
息絶える直前の「ブライ」から託された
「ドラゴンアーマー」「レンジャーアームレット」「獣奏剣」により、
「ゲキ」は「アームドティラノレンジャー」にパワーアップを果たし、
「バンドーラ一味」と戦い抜きました。
「ゲキ=ティラノレンジャー」役を演じた「望月祐多さん」は、
映画「仮面ライダーJ」で主人公「瀬川耕司=仮面ライダーJ」役も演じていました。
つい最近まで全く知りませんでしたが、
「おジャ魔女どれみ」等のアニメの声優としても活躍していたそうです。
2005年頃に芸能界を引退して以降、特に音沙汰がありませんでした。
しかし2014年に
映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ」に
出演し、21年ぶりに「ゲキ=ティラノレンジャー」役を演じました。
年相応の丸い体型になっていたものの、
目つき・声・口調は正に「ゲキ」その人でした。
せっかくの機会なので、
今後東映のお祭り映画等で「瀬川耕司=仮面ライダーJ」役で登場してほしいと思います。
「J」は最近の映画では、出て来てもまともに台詞もなく、
魂の抜け殻みたいな扱いが目立つので、ぜひ実現してほしいと思います。
それではレビューです。
※本レビューには、作品の設定と異なる内容の写真が含まれますが、
飽くまで趣味として撮影した物なのでご容赦願います。
「恐竜戦隊ジュウレンジャー」佐藤健太
「冒険してラッパピーヤ!」ピタゴラス
※動画投稿者の方々へありがたく使わせて頂きます。
(全体図)
(付属品) 交換用手首(左右各5種)
交換用首
交換用ベルト
レンジャースティック
レンジャーソード
レンジャーガン
龍撃剣
サンダースリンガー
レンジャースリンガー
(「頭部」アップ)
「ティラノレンジャーのマスク」のデザインが、イメージに忠実に再現されています。
(ダイノバックラー) 腰のベルトに「ダイノバックラー」が造型されています。
「ティラノザウルスの守護獣メダル」部分も、何とか判別できる程度で再現されています。
「守護獣メダル」部分の脱着は不可です。
(ホルスター) 「左腰ホルスター」に「レンジャースティック」を収納可能です。
(レンジャースティック)
「ティラノレンジャー」「マンモスレンジャー」「トリケラレンジャー」「タイガーレンジャー」「プテラレンジャー」等「ジュウレンジャー」の共通アイテムである
「レンジャースティック」を装備させる事ができます。
「レンジャーソード」「レンジャーガン」への変形は不可です。
(レンジャーソード)
「レンジャースティック」が変形した「レンジャーソード」が付属します。
同じく「レンジャースティック」「レンジャーガン」への変形は不可です。
(レンジャーガン)
「レンジャースティック」が変形した「レンジャーガン」が付属します。
無論「レンジャースティック」「レンジャーソード」への変形は不可です。
(サンダースリンガー)
劇中で「ゲキ=ティラノレンジャー」と「ブライ=ドラゴンレンジャー」の兄弟が、
「キングブラキオン」の試練を経て入手した新武器「サンダースリンガー」が付属します。
「レンジャーガン」との合体は不可です。
(レンジャースリンガー)
「レンジャーガン」と「サンダースリンガー」を合体させて完成する
「レンジャースリンガー」も付属します。
「レンジャーガン」と「サンダースリンガー」に分離できません。
(龍撃剣)
「ティラノレンジャー用の伝説の武器」である「龍撃剣」が付属します。
(「アキバレンジャーシーズン痛」登場版)
「首」と「ベルト」を、「交換用首」と「交換用ベルト」に交換する事で、
「非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛」に登場した
「パワフルレンジャー」版の「ティラノレンジャー」を再現できます。
(「交換用首」アップ)
(「交換用ベルト」アップ)
(以下適当に何枚か)
(「レンジャーガン」と「サンダースリンガー」を構える「ティラノレンジャー」)
(「レンジャーガン」と「サンダースリンガー」を合体させる「ティラノレンジャー」)
(完成した「レンジャースリンガー」を構える「ティラノレンジャー」)
(総評)
(長所)
「ティラノレンジャー」のかっこよさが、
忠実に再現されていると感じました。
「レンジャースティック」を
「ホルスター」にしっかりと差しこんだ状態を維持できる点が良かったと思います。
既存の「スーパー戦隊のS.H.フィギュアーツ」の不満点であった
「ホルスターから武器がポロポロ抜ける」というストレスを
感じずに済んだ点がうれしかったです。
「龍撃剣」をはじめ、
「レンジャースティック」とそれが変形した「レンジャーソード」「レンジャーガン」、
追加武器「サンダースリンガー」とその強化形態「レンジャースリンガー」等、
付属品が充実している点が大変うれしく感じました。
「龍撃剣」を両手でしっかりと構えるポーズを忠実に再現できて本当に良かったです。
(短所)
本商品と「ドラゴンレンジャー」のみが通常販売で、
残りの「ジュウレンジャー」の4人と
「アームドティラノレンジャー」が限定販売に回された点が最も残念に感じました。
「マンモスレンジャー」「トリケラレンジャー」「タイガーレンジャー」を通常販売、
「プテラレンジャー」「アームドティラノレンジャー」を限定販売という形が理想的でした。
また、
本商品が豪華な内容であるのに対し、
以降の「マンモスレンジャー」「トリケラレンジャー」「タイガーレンジャー」
「プテラレンジャー」には、
共通装備が「レンジャースティック」「レンジャースリンガー」のみとなり
一気にプレイバリューが下がってしまった点が納得できませんでした。
「シンケンジャー」「ゴーカイジャー」までは、
全てのメンバーの商品にきちんと共通アイテムが付属していたので、
非常に寂しい印象を受けました。
また、
付属品が乏しいにも関わらず、
価格は「ティラノレンジャー」と同額やそれ以上になっている点も納得できませんでした。
本商品自体は遊びがいのある商品で好感を持てましたが、
後続の商品の内容により台無しにされてしまった感が否めませんでした。
「ジュウレンジャー」以外の「スーパー戦隊のS.H.フィギュアーツ」に関しても、
納得のできない状況が続いています。
「秘密戦隊ゴレンジャー」の「アカレンジャー」が発売予定となり、
今後の商品展開に対し期待半分不安半分な気持ちです。
何はともあれ
今後の情報を待ちたいと思います。
それでは、
今回はこれまで!