ホットトイズ DIECAST アイアンマンマーク3 ボーナスアクセサリ付属版 レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

ホットトイズ DIECAST アイアンマンマーク3 ボーナスアクセサリ付属版 レビュー

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今回は、ホットトイズ DIECAST アイアンマンマーク3ボーナスアクセサリ付属版のレビューです。

 



ホットトイズで最初にリリースされたアイアンマンマーク3がダイキャスト仕様でリニューアルされました。現在もリリースが続くアイアンマンシリーズのもっとも基礎となるアーマーであり、どこまで前作マーク3とバトルダメージバージョンから進化しているか気になります。それではレビューを始めます。


(全体像)
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全身のカラーはマーク3の初期バージョンの赤褐色ではなく、バトルダメージ版からと同じメタリックレッドで塗装されていました。ボディにはバトルダメージ処理はなく、塗装はダイキャスト部分とプラ部分のとの相違も目立たず綺麗に仕上がっていました。ダイキャストは全体の40%くらいの使用率と思われ、胸部(アーマー内部)、両腕、足などに多く使われているようです。ヘッド、首、胸(アーマー)肩、腹、そのほか可動及び差し替えパーツ使用部位はほとんどプラ製になっていました。


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アイアンマンマーク3バトルダメージバージョンとの比較。マーク3BDと比べると胸や腹部のボリュームが増し、頭部も以前のものよりも横幅が広がり改修されていることがわかります。あと、マーク3BDに使われていた軟質素材部分のメタリックレッドがかなり退色していましたが、ダイキャストマーク3にはメイン部分には軟質素材が使用されていないので退色の心配が少ないのもいいですね。 (ただハンド握り手とリパルサー光線発射装置パーツは軟質素材なので退色しそうですが・・・)

(各部)
ヘッド
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頭部は以前のものよりもマーク43等に準拠した細い目になっており、首も短くなっていました。

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肩や胸にかけてのアーマはバトルダメージ等の塗装はなく、アークリアクターの内部もしっかりと再現されていました。

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肩や腕にかけての塗装や造形も問題なく仕上がっています。ただ脚は少しでも左右に開くと、パンツ左右の可動パーツがちょっと浮いてしまうことがありました。

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脚も同様に問題なく綺麗かつゴールド、メタリックレッドの塗装も美しく仕上がっています。

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背中には前作と同様にフラップが再現されており、背中の中央には胸部、胴体、腰に分離するためのボタンがあります。

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脚後ろも問題ない出来に見えました。


(オプション)
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差し替え用肩部パーツ(多連装式銃×2)、差し替え用前腕部パーツ(ロケットミサイル×2)、差し替え用腰部パーツ(フレアランチャー×2)、差し替え用ハンドパーツ(×4)

差し替え用ヘルメット(トニー・スターク)
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ヘッドはマーク43とほぼ同じに見えさほど進化はしていませんが、以前のマーク3やバトルダメージとは比べ物にならないくらい進化してますね。このヘッドパーツには専用のマスクが用意されており、そちらはマグネットでしっかりと頭上に固定できます。

 

専用スタンド
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マーク42と同様の専用スタンドが付属します。同様に電池を入れると台座のライトアップが可能です。


(ボーナスアクセサリ アークリアクター)
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以前もマーク2のボーナスアクセサリで付属していたアークリアクターが付属します。劇中では、オバディアに奪われた新型アークリアクターに代わって、アイアンモンガーとの最終決戦時にアイアンマンマーク3の動力源として使用されましたね。

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リアクターのケースは取り外しは可能でした。背面にはライトアップのスイッチがあります。

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背面のライトスイッチで、アークリアクターをライトアップできます。これは初めから電池が入っており、かなり明るくライトアップされます。

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劇中とおりに、「トニー・スタークには心がある」という意味の英語がプリントされています。

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アークリアクターは前後に若干ながら曲がります。

劇中ではペッパーが作ってトニーに送ったアイテムなので、髪型は違いますが今後出るペッパーに持たせてもいいかもしれませんね。不器用アームに持たせてもいいかも。

 

(ギミック)

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胸部装甲と腹部アーマーは取り外しでき、内部構造を露出できます。内部メカは詳細に構造が再現されていました。

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背中のスイッチを押すことで胸部、腹部、腰にフィギュアを分離できます。このフィギュアの胸パーツは以前出たマーク3チェーンアップ版のものを流用しているみたいですね。

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腰の交換パーツを使用すると着地ポーズが再現できます。ただこの方向しか曲げられないので、できるなら別方向にも曲げられるパーツがあればよかったと思いました。

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肩には差し替えで多連装式銃をセットできます。マーク3BDは内蔵式でしたが、今回はマグネットで接続することもあり着脱は容易でした。

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パンツ部分はパーツごとに分割されており、上に展開して足の可動域を広げられるようになっています。

 

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背中のフラップは、マーク3BDと同様に展開できます。

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左右の二つは裏面もちゃんと再現してあるのですが、上部の二つは裏面がマーク3BDよりも塗装が簡素だったのがちょっと残念でした。

 

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腕部のパーツを交換してロケットミサイル発射状態にすることができます。 ミサイルは両腕に装備できますが、バトルダメージ版にあった右腕の展開ギミックはないのが残念でした。

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腰のフレアランチャーは、前作では内蔵されていましたが今回は差し替えパーツで再現されていました。

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脚後部は同様にエアーブレーキが展開します。

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内部の配線等の塗り分けもちゃんとなされていました。ただマーク3BDと比べると下パーツの中央が開くギミックは省略されていました。

(ライトアップ)
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目、手のリパルサー光線発射装置、アークリアクターなどそれぞれ今までのアイアンマンと同じくライトアップできます。ただ相変わらず目のライトアップはすぐに暗くなってしまいます・・・。

(可動性)
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ヘッドはかなり上まで向くことができます。首パーツはほとんど動きませんがヘッドの可動域は広めでした。

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肩は腕の軸を起点として前後上下に動かせますが、マーク43のように接続部を引き出すギミックはないので、マーク43ほどの可動性はありませんでした。

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肘は90度曲がります。腕も肩の軸を中心に回転できます。

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腹部は構造上動かせる可動域がありませんでした。そのため交換パーツを使用しない限りは体を曲げることは難しいです。

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背中中央の位置にある構造の一番下の部分はボタンになっており、押すとロックが外れて脚の可動域が広がります。

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脚はそのままだと35度前方に動きます。DSC00413
背面のボタンを押すと、マーク43と同様に脚が引き出されて前後の可動域が75%にまで広がります。

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膝は約90度曲がります。

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つま先は可動しますが、足先は左右の可動域がほとんどないため接地性は低いです。ただ脚全体にダイキャストが使用されていることもあり、フィギュアは接地性は低いものの安定して自立させやすかったです。




(そのほか)
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飛行写真に使用する雲の表現の練習中なのですが、今の処理では雲に見えにくくてすいません。次にはもうちょっとましになるようにします・・・

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モンガー
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リパルサー光線発射失敗
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マーク3バトルダメージのパーツを代用。もしバトルダメージ版が出るならばこのハンドも付属してきそうですね。

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アークリアクターと。これがあると一作目のペッパーがほしくなりますね。まあヘッドが同じなら髪型変えて出そうな気もしますが・・・

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以上、ホットトイズ DIECAST アイアンマンマーク3 レビューでした。

 

(総評)
良かったところ
前作よりボディの厚みが増し、より劇中に近いスタイルになった
腰パーツの差し替えや脚ギミックによる可動域の向上
全身の武装は交換式になり造型や取り扱い易さは向上 

気になったところ
差し替え以外に胸部、腹部、腰にわたって可動域がない
マーク3BDにあった腕パーツ展開ギミックが省略


前回のマーク3、マーク3バトルダメージ版から時間が経っていることもあり、プロポーション、塗装、造形、オプションなどかなり改良及び向上していました。ダイキャスト仕様による質感と重量感の向上も良いですが、武装は収納式ではなくなったものの造形は向上した上に付け替えも簡単に行えるようになりました。そして脚パーツの引き出しギミックや腰パーツを交換することにより、地面パンチのポーズ等を楽にとらせる点も良かったと思います。

気になった点ですが、腰パーツ交換によって体をひねったポーズにもある程度対応できますが、上半身はそれ以外に可動域がないのが気になりました。またマーク3BDと比べると腕パーツ展開ギミックやエアブレーキ展開パーツの一部ギミックが省略されているので、以前のものにあったギミックは極力搭載してほしかったです。

以前のもののギミック非搭載や腹部などはマーク43ほどの可動性がないのが残念ですが、全体の見栄えやギミック、ヘッドなど以前のものよりもかなり良くなっているので、可動性やカラーが問題なければ今旧マーク3等を買うならばこちらのほうがいいと思います。ただ個人的には以前のマーク3、マークBDを持っていることもあり、マーク43ぐらいの可動性とギミックを搭載した完全版に近いマーク3に仕上げてほしかったですね。

今後このフィギュアをベースにしたマーク2やマーク3赤褐色バージョン、バトルダメージ版などのカラバリが出る可能性がありそうですが、もし出るならば腰可動用新パーツや腕展開ギミックなど搭載してほしいと思います。

それでは今回はこれにて。


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