ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、バンダイ S.H.Figuarts S.H. フィギュアーツ スーパーサイヤ人トランクス ミニレビューです。
(全体像)
以前出たトランクスと比べると精神と時の部屋の修行後の鍛えられた体型を再現しており、よりがっしりとした体型になっていました。ベジータと比較すると新素体を使用していることから、プロポーションもより自然に仕上がっているように見えます。
(各部と可動性)
通常版ヘッドは、劇中の精神と時の部屋での修行後に伸びた髪とトランクスの表情を問題なく再現できていると思います。
後ろ側の髪を束ねた状態も再現。ただ、前髪と後ろ髪の分割線がちょっと気になりました。できれば通常版フェイスパーツも他にほしかったですね。
首パーツはあまり動きませんが、ボールジョイントのおかげでヘッドは上下左右に広く動かせます。
肩はベジータプレミアムカラーと比較しても、より前方に引き出せるようになっており、ひじもより深く曲げられるようになってました。
胸部と腹部は分割されており、胸部を上部に引き出すことにより、かなり前方後方に曲げることができます。
腹部はベジータほど引き出せませんが前後にある程度可動域があります。
腹部は360度横に回転可能です。
股関節はベジータと比べると腰から曲げられるようになって前後の可動域が広がり、ひざも若干ですがベジータより深く曲げられました。つま先の可動域は同じですが劇中のデザインにより近くなり、足先自体も下に少し引き出せるので接地性などが向上していました。
(オプション)
フェイスパーツは歯を食いしばったものが付属しています。
目や口の表情など、劇中のイメージで再現できていました。
スーパーサイヤ人2状態のトランクスのヘッドは、今までフィギュアーツでは出ていないと思うので新規のものと思われます。前髪にはグラデーション塗装が施されており、後ろ髪は逆立った束ねた髪も再現されていました。
横目線のフェイスパーツは、イラストなどである腕を組んだ状態でのトランクスのポーズを再現できます。ただ汎用性がさほど広くないので、正面向いたパーツもほしかったですね。
叫び表情のフェイスパーツです。劇中のイメージを十分に再現できており、攻撃時や気をためるシーンなど汎用性が高いですね。
オプションパーツはハンドが6種類、腕組み腕パーツが付属します。
腕組みパーツは両腕を取り外して接続し、劇中での待っているシーンを再現できます。
悟空やベジータ プレミアムカラー版と比較。ベジータは新バージョンが発売決定しているので比較できませんが、悟空よりは低いので劇中の身長差はおおむねは再現されているようです。
トランクスといえば帰った未来での髪を切った私服バージョンがあれば最終のセル編の状態も再現できるので、それも出てほしいですね。
以上、バンダイ S.H.Figuarts S.H. フィギュアーツ スーパーサイヤ人トランクス ミニレビューでした。
(総評)
ベジータと比較しても腕、胸部、股関節など可動性が向上し、アクションポーズの幅が拡大
細かいデザインなどの再現もプロポーションも向上
オプションパーツは少なめ
以前出たベジータよりも腕、胸部、股関節など可動性が向上しており、より幅広いアクションポーズに対応が可能でした。プレミアムカラーと比較すると質感は劣りますが、プロポーションや造形も、ベジータなどよりも改良されていました。ただ一応フェイスパーツは通常状態のヘッドは付きますが、できれば通常状態交換フェイスパーツとSサイヤ人時の正面向いた目線のフェイスパーツもあればよかったと思います。
オプションが少ないのは気になりますが改良されたプロポーションや可動性によって旧版のベジータよりもアクションの幅や再現度も上がっているので、セル編後編のトランクスが欲しかった人には購入を検討してもいい出来だと思いました。
今後はベジータが発売決定してますが、トランクスも未来に帰った後の私服バージョンやセル第一、第二形態は無理でも、セル最終形態は現在の技術でリニューアルしてリリースしてほしいですね。あと、かめはめ波など大型の気功波を再現したエフェクトパーツも汎用性は高いと思うので出ることを期待したいです。
それでは今回はこれにて。
S.H.Figuarts スーパーサイヤ人トランクス 「ドラゴンボールZ」(駿河屋)
S.H.フィギュアーツ スーパーサイヤ人トランクス 『ドラゴンボールZ』(あみあみ)