ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は、ホットトイズ アイアンマン マーク40 ショットガン レビューです。
(全体像)
アイアンマンマーク40ショットガンはアイアンマン3劇中での活躍は少しでしたが、キリアン相手にリパルサー・レイの連続攻撃で戦闘を繰り広げました。本来の高速飛行戦闘はあまり生かせませんでしたが、他のアイアンマンとは違ったデザインが魅力的なアーマーでした。フィギュアでは特徴的なデザインをおおむね再現していました。ボディのメタリックブルーとシルバーの塗装はサンプルでは暗めの塗装だったのに対して、商品は金属光沢が強いより明るめのカラーリングで仕上げられていました。各部には少しですが軽微なダメージ処理の塗装が施されています。
(各部)
ヘッドはほかのアイアンマンとは違って、クリアーパーツのバイザー状の部分から下に目が見えている特徴的なマスクを再現しています。
ヘッドは今までとは違ってライトアップ機能付きのため、マスクをセットするととトニースタークの額の上のライトが自動的に点灯し、目のライトアップがONになります。
ヘッドをオープンすると中にはトニー・スタークヘッドが再現されていました。ヘッドには、キリアンとの戦闘時の顔のケガのダメージ処理も詳細に施されていました。
マスクは通常、ダメージ版両方とも、マグネットで頭部にセットしてマスクオープン状態にできます。
胸部、腹部、腕部、脚部とも高い光沢のある金属質感を再現したブルー&シルバー塗装が施されており、塗装のミスもほとんどなく品質にも問題なく仕上がっていました。造形もサンプルから劣化も少ないようでした。
(オプション)
ハンドパーツは写真にはない握りパーツを含めると6つ、マスクは通常とバトルダメージ版、バトルダメージパーツは計4種付属します。
バトルダメージマスクは、劇中ではキリアンに顔も攻撃されていたと思うのでそのときについたと思われる深いキズやウェザリング塗装が施されていました。
胸部には溶けた後や弾が当たった周囲に焦げたような軽微なダメージ処理が施されています。
胸部パーツを取り外すと、アークリアクターと内部メカ構造を見ることができます。
胸左下と腹部をバトルダメージパーツに交換できます。むき出しになった配線やキリアンの攻撃で溶けたアーマーの色を詳細に再現していました。
ライトアップ
ライトアップは目以外はリパルサーレイ発射装置、胸部のアークリアクター、腹部のブルーのライトアップが装備されています。腹部ライトアップはバトルダメージパーツでしか見えませんが、キリアンに破壊された部分から漏れ出るブルーの光を再現していました。
背中のスイッチで、背中のスラスターもライトアップできます。
(可動性)
ヘッドを後ろに向けると首後ろのパーツが連動して動くので、ヘッドをかなり上に向けることができます。
一方ヘッドは左右にはほとんど動かせず、写真くらいのわずかに左右の可動域しかなかったのが残念でした。
肩は外側に引き出すことで腕可動域を向上させることができます。
腕は上腕から下に少し引き出すことができ、ひじの可動域を約90度になります。
脚は腰から下に引き出すことができ、前後左右への可動域が拡大します。
スカート部分は前方と側部がそれぞれ上に可動し、脚の可動域を広げることができます。
スカート後部は引き上げることができ、脚の動きに干渉しにくくなっていました。
腹部は上に引き出すことにより、後方にある程度曲げることができるようになります。前方には腹部パーツがないと大きく曲げられますが、あると少ししか曲げられないようでした。
腰を引き出した状態で、胸部を左右それぞれ45度ほど回転できます。
脚を引き出した状態で、左右に各60度ほど左右に開くことができます。
ひざは120度曲げることができ、前方には約80度、後方には約45度ほどまで動かせました。
足先はすね部分のパーツとかかと近くのパーツが上方に動かせました。
足先は写真ではわかりにくいですが、少し下に引き出すことができます。
下に引き出した状態のままで前後左右にはある程度可動域があるので、接地性は高めでした。
(そのほか)
アイアンレギオンも次はスニーキーが発売予定ですが、どこまで出続けるのかも気になりますね。できればショットガンとも戦ったボスであるキリアンが出るといいのですが、さすがに今からでは厳しいかも・・・。
以上、ホットトイズ アイアンマンマーク40 ショットガン レビューでした。
(総評)
(良かったところ)
金属質感を再現したブルーのボディの塗装を見事に再現
ヘッドにマスクをつけるとライトアップする新ギミック追加
首、肩、腕、腰、脚、足先など各部にギミックが仕込まれ可動域が向上
(気になったところ)
ヘッドは左右にはほとんど動かせないのが残念
マーク3ブルーカラーは所持していないので比較できませんが、今回のショットガンはアーマー全体の金属質感の光沢のブルーとシルバーのカラーが非常に綺麗に塗装されていました。ヘッドはアイアンマン系では初めてトニーヘッドにライトアップ機能が搭載され、マスクを装着することでライトアップできる新ギミックが良かったです。さらに各部に仕込まれた引き出しギミック等により各関節の可動域が広く、飛行ポーズから地上戦闘ポーズまでより自然なポーズで対応可能でした。
一方気になったのはヘッドは上にはよく動くかわりに左右にはほとんど動かない点と、ヘッドのライトアップはほかのものと同じくすぐに暗くなってしまうことです。気になる点はありますが、塗装、ヘッドライトアップギミック、可動域など現時点ではもっとも進化したホットトイズアイアンマンフィギュアに仕上がっていると思います。通常、バトルダメージ、フェイスオープンなど3タイプに換装できるので、プレイバリューも最近のものでは高いほうと思います。マーク7、ミダス、パイソンやピースメーカーなど他とは違った特徴的なデザインのアーマーなので、欲しい人は購入を検討してもよいかもしれません。
「アイアンマン3」のアイアン・レギオンの次はマーク15 スニーキーが控えていますが、こちらはトニーヘッドはないもののほかのアーマーには共通部分がなさそうなフォルムなので、ショットガンかそれ以上の進化に期待したいですね。その他にもマーク44ハルクバスター、45、46、ウォーマシン、ウォーマシンマーク3などアイアンマン系のフィギュアが控えています。これらのフィギュアも、今回のショットガンにように値段の上昇に見合った完成度に期待したいです。
それでは今回はこれにて。
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