ホットトイズやバンダイなどのヒーローフィギュアのレビューをしています。
今回は遅れましたが、ホットトイズ スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 アナキン・スカイウォーカー(ダークサイド版)レビューになります。
トイサピエンスの2018夏の限定アイテムとして、スターウォーズEP3のアナキン・スカイウォーカー(ダークサイド版)がリリースされました。本バージョンは本体装着の衣装はほぼ通常版と同じで、ヘッドの眼と塗装が変更されローブが新しくなっていました。
(各部)
アナキンの顔と髪型は通常版と変更はないようですが、眼が黄色に変更され顔の塗装も通常版よりも白くなっていました。劇中ではさほどこの目が見えるシーンは多くはないのですが、ダークサイドに堕ちたアナキンをよく再現していました。
衣装はローブ以外は通常版とほぼ同じでした。商品説明ではなかった通常版から改良されたローブが付属していました。
比較
通常版(右)との比較です。ダークサイト版はヘッドの目の色と皮膚の色が変更され、ローブが長くなっています。
ジェダイローブは、フード部分少しが大きくなり、通常版よりも深くフードを被ることができるようになりました。
ローブのすそも長くなっており、初めからこの長さで作ってほしかったですね。個人的にはこの大きさでよいと思いますが、より大きいものを求めるならば別メーカーの単品のローブのほうがよさそうです。
(オプション)
交換用の右手は、通常版と同じくライトアップ用ライトセイバー腕と義手を再現したものが付属します。
ハンドは通常版と同じく9種類付属します。
ライトセイバーは通常版のようにドゥークー伯爵のものは付属しませんが、(ライトアップ未対応)版と通常版の刀身と通常版にはなかったエフェクトパーツが付属します。
そのほかは予備のジョイント2個と、ライトセイバーを腰に下げるためのパーツ、予備用のボタンが付属していました。
あとローブ以外の衣裳、オプションやフィギュアの可動性は通常版とほぼ同じなので、そちらのレビューを参照願います。
ホットトイズ スターウォーズ EP3 シスの復讐 アナキン・スカイウォーカー レビュー
ボーナスアクセサリ台座
劇中惑星ムスタファーでのパンニング・ドロイドと溶岩流を造形したスタンドが付属します。ドロイド部分はウェザリングや溶岩の光が当たってオレンジ色に見える感じを塗装で再現していました。溶岩部分も、粘性が高い溶岩が波立つ様子をよく再現していました。
ライトアップ点灯
ライトアップは台座底面にスイッチがあり、単4電池3本を使用します。ドロイドの眼の部分はブルーにライトアップされ光の強さも十分でした。あと私の購入分だけかもしれませんが、電池が残量がなくなってくると溶岩流はライトアップできるもののドロイドの眼のライトアップが点灯できないことがありました。
溶岩部分には複数のLEDによって綺麗にライトアップされます。ライトアップは商品説明では点灯/点滅モードが選べるとありましたがこの台座にはON/OFFしかスイッチが見当たらず、ON状態でも間隔は長めですが数か所のLEDが点滅します。
台座上面には支柱を取り付ける穴がカバーで隠されており、使用する際はカバーを外して支柱を取り付けます。
以上、ホットトイズ スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 アナキン・スカイウォーカー(ダークサイド版)レビューでした。
(総評)
良かったところ
目と顔色が変更され、ダークサイドに堕ちたアナキンの表情を見事に再現
ジェダイローブが大型化し、フードをより深くかぶれるようになった
付属の台座はライトアップでき、炎も点滅するなどギミックもあり
ライトセイバー光刃のエフェクトパーツが追加
気になったところ
商品説明ではあった台座のLEDライトアップの点滅/点灯モードの切り替えは未搭載
フィギュアの衣装や素体などは通常版とほぼ同じようですが、ヘッドの眼と皮膚の色が変更され悪に堕ちたアナキンの表情をよく再現しており、ジェダイローブも通常版よりも大型化したことでフードも通常版よりも深くかぶることができるようになっていました。またドロイドと溶岩流を再現したジオラマスタンドは造形、塗装ともに問題はなく、ライトアップも溶岩とドロイドの眼両方に十分な強さの光でライトアップできました。あと通常版にはなかったライトセイバー光刃のエフェクトパーツが追加されており、レイやEP6ルークなどと同様のセット内容になりました。
気になったのは、商品説明ではあった台座のLEDライトアップのモード切替が告知なしに省略されたことですが、点滅速度はかなり遅いので見栄えはさほど問題はないと思います。あとはダークサイド版を別売りにするよりも、以前のEP5DXルークのように眼球可動と通常版ダークサイド版を両方再現できるDXセットとしてで出してほしかったですね。
目の色の変更やローブの改良があるので、ダークサイドに堕ちたアナキンをイメージしてディスプレイしたい人や作業用ロボットの台座が欲しい人は通常版よりこもこちらが断然適していると思います。ただオビワンとの対決ではこの目になっているシーンは少なかったので、オビワンと飾りたい人は通常版でも違和感はないと思います。
EP3からはまだアナキンしか出ていませんが、今後発売するオビワンがあるとディスプレイの幅は確実に広がりますね。さらにヨーダ、ドゥークー伯爵、ダース・モールも発売するので、クワイガン、オビワン(EP1、2)、アナキン(EP2)、ダースシディアス(EP3)、グリーバス将軍、パドメ・アミダラなど今後の展開も気になります。ただ最近は続編のフィギュアは前バージョンの使いまわしパーツが多い傾向なので、続けて買っている人にも進化がわかるよう改良したフィギュアを出してほしいですね。
それでは今回はこれにて。