(「ボトムズフェスティバル第1弾」「装甲騎兵ボトムズCase;IRVINE」感想レビュー) - ヒーローフィギュアをレビュー!

(「ボトムズフェスティバル第1弾」「装甲騎兵ボトムズCase;IRVINE」感想レビュー)

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今回「ボトムズフェスティバル第1弾」「装甲騎兵ボトムズCase;IRVINE(ケース;アービン)」を映画館で見て来ました。以下にあらすじと感想をレビューします。
※うろ覚えのため、実際の内容と異なる記載があるかもしれません。
その際はゴメンなさい。また、完全なネタばれなので
これから鑑賞される方はご注意ください。



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「炎のさだめ」TETSU
(「装甲騎兵ボトムズ」OP)

TETSUとは、90年代J-POPで活躍した織田哲郎さんのことです。
当時の歌い方は90年代とはまた違い新鮮に聞こえますね。

「いつもあなたが」TETSU
(「装甲騎兵ボトムズ」ED)


「風が知っている」井口慎也
(「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」OP)


「夢の鍵」 井口慎也
(「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」ED)

「鉄のララバイ」柳ジョージ
(「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」OP)


「バイバイブラザー」柳ジョージ
(「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」ED)

「ソルジャー・ブルー 」 坂井紀雄
(「機甲猟兵メロウリンク」OP)


「VANITY」 マーキーズ
(「機甲猟兵メロウリンク」ED)


(あらすじ)
舞台はアストラギウス銀河のどこかにある「鉄の街」。
かつての戦争で敵味方全て攻撃し、
ただ一人生き残った過去に苦しむ帰還兵「アービン・レスター」が主人公。
彼は、普段は妹「ドナ」と共にAT整備工場を営み、
裏では「ザ・ダーク」の名で裏賭博バトリングに出場し、
負け試合専門の八百長マッチを行っていた。
彼は酸の雨の降る「鉄の街」を出て、
環境の良い星へ「ドナ」と共に移り住む事を夢見ていた。
そんなある日、いつものように「アービン」は、
八百長試合で同じ帰還兵の「ペイガン」と
バトリングの試合を行う。
「ペイガン」をあと一歩まで追い込みながら、
反撃され退場した「アービン」に対し、
「ペイガン」は手を抜かれたと怒りを覚える。
「戦場では勝者が生き残り、敗者には死あるのみ」
と語る「ペイガン」は、
降参した試合相手おも止めを刺す冷酷な男であった。
マッチメーカーの女性「イシュルーナ」は
「アービン」の実力を見抜きスカウトしようとするが断られる。
一方「ペイガン」も「アービン」との再戦を「イシュルーナ」に要求する。
そして「アービン」のエージェントでもある戦友の「シラフ」が、
新天地行きの船のチケットと引き換えに
「イシュルーナ」にエージェントの資格と「アービン」の情報を売った事により、
「アービン」と「ペイガン」は再戦する事となってしまう。
「バトリングはただの遊び」「ここは戦場じゃない」
と本気で戦う事を拒み続ける「アービン」に対し、
「ペイガン」は「戦場さ!今、それを解らせてやる!」と語り、
バトリング場の客に発砲を始める。
「アービン」は、「イシュルーナ」と、
密かに後をつけていた「ドナ」と共に会場から逃げ出す。
何とか「ペイガン」の追跡を逃れ、
「イシュルーナ」の秘密倉庫に逃げ込んだ3人は
警察に助けを求めるも見捨てられてしまう。
帰還以来「アービン」が再び戦う事がないよう願っていた「ドナ」は、
「本当のアービンはまだ帰ってきてないんだ!」
と叫び「アービン」を責める。
その頃「アービン」の整備工場を襲っていた「ペイガン」を止めようと、
「シラフ」は爆弾を抱えて立ち向かうが返り討ちにされてしまう。
ついに戦う決意をした「アービン」は、「イシュルーナ」を助手に使い
愛機「ドッグ・ザ・ダーク」を「ハイパーブースト」に改造する。
一方「ペイガン」も愛機「ブラッディドッグ」を
「アルティメットカスタム」化させ待ち構えていた。
三度対戦した両者は激しい戦いを繰り広げる。
「イシュルーナ」と共に戦場に駆け付けた「ドナ」の眼前で、
半壊状態の「アービン」と「ペイガン」のATは落下してくる。
かつての戦場で、敵味方の入り乱れた状態で理性を失い、
自分以外の全てを攻撃し生き延びたトラウマを
「ペイガン」によって呼び起された「アービン」は、
自殺しようと自らに銃を向ける。
しかしその銃を瀕死の「ペイガン」が撃ち落とし、
「お前は生きろ…勝ったのはお前なんだから…」
と語り息絶える。
再び自分を止められなかったと嘆く「アービン」に「ドナ」は、
「お帰り…アービン」と囁く。



(感想)
「ペールゼン・ファイルズ」では、「AT」がCGで描かれていましたが、
今回再び手描きとなり、バトルシーンも手描きならではの迫力がありました。
「ドッグ・ザ・ダーク」も「ブラッディドッグ」も、武装が豊富で、
これまでの「戦車」的な「AT」と異なり、
「ロボット」としてとてもかっこよく見えました。

酸の雨が降っていたり、「アービン」が回想シーンで
「メルキア軍」の軍服を着ていたり、
クライマックスで「ペイガン」の顔が血で染まっていく様子が、
元祖「ボトムズ」の「クメン編」のクライマックスを彷彿とさせる等、
ファンにはうれしい(?)サービスが随所に見られました。

そして今回は、これまで「女人禁制」のイメージが強かった
「装甲騎兵ボトムズ」では珍しく、
女性キャラが積極的に前面に出てくる作品でした。

今回キャラクターのデザインを担当したのが、
アニメ「舞-HiME」の「久行宏和さん」で、
これまでの「ボトムズ」では見られなかったタイプの
「女性キャラ」が初登場しました。

以前「装甲騎兵ボトムズ」と「舞-HiME」のコラボ企画というものがありましたが、
その際、「いつか『舞-HiME』風のキャラが登場する『ボトムズ』が作られるのでは?」
と勝手な想像をしていましたが、今回その通りになりました。
「ペールゼン・ファイルズ」は全く女性キャラが登場しない作品でしたが、
その分男だけの人間ドラマがとても見応えがありましたが…

さて、一方不満点についてですが、
キャラのデザインの好き嫌いは抜きにしても、
いまいちそれぞれのキャラのインパクトが弱い気がしました。
主人公「アービン」は、戦場でのトラウマを引きずる一方、
「バトリングは遊び」と語って、基本的に戦いを避けようとする
「キリコとは正反対のキャラ」でした。
しかし特にクライマックスでは、「血」に頼った演出が目立ったせいか、
「アービンの苦しみや悲しみ」と言った所が今一つ描ききれていない気がしました。
別にクレームを予防するために、「血」の表現を規制してほしいと言っている訳ではありませんが、
「血」を使わなくても、「戦争によるトラウマと悲しみ」
を表現できる所を見せてほしかった事を言いたいです。
ライバルである「ペイガン」についても、
「戦場では勝者が生き残り、敗者には死あるのみ」
と語ってはいますが、それでは何が彼をそこまで追い込んだのかについては
具体的に描かれておらず、「単に壊れた人」
という印象が否めませんでした。

「イシュルーナ」も「アービン」を利用しようと姑息なまねをするものの、
結局全て裏目に出てしぶしぶ協力する形となりましたが、
元祖「ボトムズ」の「ゴウト」、「バニラ」、「ココナ」
をイメージしたにしてはそれに及ばない印象でした。

色々不満はあるものの
「キリコ」以外のキャラが主役になった「ボトムズのアニメ」としては、
「機甲猟兵メロウリンク」以来という点が興味深いです。

「ガンダム」に比較すると、マイナーな印象の「ボトムズ」ですが、
ディープなファンに支えられ続けて今に至った作品だと思います。

「ガンダム」では既に原作者の手を離れ、賛否両論はあるものの様々な人達によって
新作が作られている一方、「ボトムズ」は置き去りにされていた印象がありました。

しかし今回、ついに原作者以外の人々によって作られた
「ボトムズ」が立て続けに2作作られ、大きな転機を迎えようとしています。

「ボトムズフェスティバル」では第2弾として「ボトムズファインダー」
第3弾として、「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」が控えています。
一体どのような作品になるのでしょう。
今後の「ボトムズ」の作品展開が気になります。

それでは今回はこれまで!






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ガンダムを発端にリアルロボのジャンルが確立されましだが,大抵がポストガンダムに成り切れなかったなかと思いますが,その中ではボトムズはガンダム程ではないですが新作OVAが何度がリリースされ生き延びたアニメではないでしょうか?

2010-11-11 22:25 from メレ

Re: タイトルなし

> ガンダムを発端にリアルロボのジャンルが確立されましだが,大抵がポストガンダムに成り切れなかったなかと思いますが,その中ではボトムズはガンダム程ではないですが新作OVAが何度がリリースされ生き延びたアニメではないでしょうか?

遅れてすいません。
ボトムズは確かにOVAが断続的に発売されることで生き残ってきた感はありますね。
それと今までは女性キャラがほとんど出てこないような設定を時代に流されずに
続けてきたことが固定ファンを獲得した理由かもしれませんね。でも今回の映画化からは
その路線を守るかどうかはわかりませんけれど。
私としてはそろそろスパロボにリアル系最後の大物として登場して欲しいものです。
それではまた。

2010-11-17 06:48 from herofigure

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