映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」感想レビュー

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今回は、映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」感想レビューです。

※ネタばれありなのでこれから見に行く方はご注意ください

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映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」感想レビュー

「SMAP」の「木村拓哉さん」が
主人公「古代進」を演じた
「宇宙戦艦ヤマト」初の実写化映画
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
を見て来ました。
以下があらすじと感想になります。

※本レビューの中には、
うろ覚えの箇所があり、
実際の作品の内容と異なる記載が
含まれる場合があります。
その点については申し訳ありません。



「LOVE LIVES」Steven Tyler

「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお


(あらすじ)
西暦2199年、
地球は謎の敵「ガミラス」による
「遊星爆弾」の攻撃を受けていた。
地表は放射能に汚染され、
人類は地下に逃れ、
希望を見出せずにいた。
「地球防衛軍防衛艦隊」は火星域で
「ガミラス艦隊」に必死の抵抗を行うも歯が立たず、
駆逐艦「ゆきかぜ」の艦長「古代守」は自ら盾となり、
「沖田十三」を撤退させ戦死してしまう。
その頃地球では、
「古代守」の弟「古代進」が、
地表に出て「レアメタル」の回収作業を行っていた。
その時上空から突如謎のカプセルが落下してくる。
落下の衝撃で防護服のヘルメットが外れて気絶した「古代」は、
回収したカプセルと共に地球防衛軍に保護される。
カプセルは、
銀河系の彼方14万8千光年に有る
惑星「イスカンダル」から送られた
通信カプセルであった。
そこには「イスカンダル」までの座標と、
「波動エンジン」の設計図が入っていた。
地上で致死量の放射能を浴びたにも関わらず、
健全な「古代」の姿を見た地球防衛軍は、
「イスカンダルには放射能を除去する何らかの方法があるのかもしれない」
という「沖田」の推測に従い、
「避難船」を改造し、
「宇宙戦艦ヤマト」
を完成させ、
「イスカンダル」を目指す事を発表する。
兄「古代守」を見殺しにしたと
「沖田」に対しわだかまりを抱いていた「古代進」は、
「沖田」の真意を探る事と、
人類最後の希望に賭けるため、
「ヤマト」へ乗船する事を決意する。
「古代」はかつて親友「島大介」と共に、
「宇宙戦闘機コスモゼロ隊」のエースパイロットとして、
名を馳せていた。
しかし5年前のある日、
落下軌道を変更させた「遊星爆弾」を、
「古代」の両親と、
身重の「島」の奥さんのいる空港に落下させてしまう。
結果「古代」の両親は死亡、
「島」の奥さんは助かるものの、
生まれてきた息子は口をきく事ができない体だった。
その出来事が原因で、
「古代」はパイロットの仕事から遠ざかってしまった。
「古代」は
「ヤマト」の乗組員として乗船していた、
「島大介」
「コスモゼロ隊」の仲間「加藤」・「山本」・「古屋」達と
再会する。
しかしかつて「古代」にあこがれ「コスモゼロ隊」に入隊した
「森雪」だけは、
自分の入隊後間もなく隊を去った
「古代」を軽蔑していた。
「ヤマト」発進の時、
「ガミラス」の攻撃が始まる。
眼前の敵を「波動砲」で撃破した「ヤマト」は、
そのまま「イスカンダル」へ向けて出発する。
地球壊滅までのタイムリミットは1年間しかなく、
それまでに14万8千光年の旅を終え、
「放射能除去装置」を持ち帰るには、
人類初の「ワープ航法」を行うしかない。
無事に「ワープ」に成功し、
途中「ガミラス」の攻撃に遭いながらも、
「ヤマト」は航海を続ける。
そんな苦しい戦いの中でも、
「ヤマト」の中では、
様々な人間模様が繰り広げられる。
戦闘により戦闘機「コスモタイガー」が故障し、
帰艦できなくなった「森雪」を、
「古代進」は命令無視を承知で救出する。
それを境に「古代」に対する「雪」のわだかまりは
少しずつ解消されていく。
その最中持病が悪化した「沖田」に代わり、
「古代」は艦長代理を任される。
しかし、
ステルス機能を持った敵機の存在を見落としたため、
「第三艦橋」に取りつかれてしまう。
そして「古代」は、
逃げ遅れた乗組員もろとも
「第三艦橋」を切り離すよう
「雪」に命令する。
「第三艦橋」は敵機の自爆により、
宇宙の藻屑と消えてしまう。
自分のミスで乗組員を見殺しにした事を悔い、
艦長代理の資格はないと嘆く「古代」を、
病床の「沖田」は励ます。
そんな中
「古代」と「雪」は結ばれる。
そしてついに「ヤマト」は、
「イスカンダル」に辿り着く。
しかし実は「ガミラス」の拠点は、
「イスカンダル」の裏側に存在していた。
「ガミラス」の攻撃により「イスカンダル」へ
着陸できない上に、
「通信カプセル」には
「『波動エンジン』の設計図」と「『イスカンダル』までの座標」
のみしか記録されていなかった事実が、
技術班長の「真田志郎」の口から明らかにされ、
乗組員の間に動揺が走る。
「沖田」から
「放射能除去装置」の秘密を聞かされていた「古代」は、
「沖田」の可能性に賭ける思いを乗組員達に伝え、
「イスカンダル」に降り、
「座標」が示す場所まで向かう事を決意する。
そして、
「古代」は
「ブラックタイガー隊」と
「斉藤始」率いる「空間騎兵隊」・
「真田」・「雪」達と共に
「イスカンダル」へ降下する。
座標が示している、
星の地下へと向かう途中の洞窟で、
「古屋」・「山本」が命を落とす。
そして、
「古代」・「雪」・「斉藤」・「真田」を先に行かせるため、
「加藤」、「空間騎兵隊」や「アナライザー」達も次々に倒れていく。
そして「座標」が示す場所へ辿り着いた4人の前に、
「イスカンダル」の「意識体」が出現し、
「雪」に憑依する。
「意識体」は、
自分達「イスカンダル」が、
滅びゆく母星と運命を共にしようと決めたのに対し、
「ガミラス」は地球を侵略し生き延びようと攻撃を始めた事を教える。
「放射能除去装置」という名称の物自体はないものの、
放射能を除去する力はあると語る「意識体」に対し、
「古代」は確証を見せるよう懇願する。
すると「意識体」は周辺の放射能を除去し、
「雪」に放射能を除去する能力を与えた事を伝え、
消えていく。
地下洞窟の奥に
「ガミラス」の中枢がある事をつきとめた「真田」は、
自分の手でそれを爆破し、
「古代」と「雪」には帰艦するよう指示する。
指示を拒む「古代」であったが、
「真田」の覚悟に押され「雪」と共に
「コスモタイガー」で脱出する。
必死に応戦していた「斉藤」もついに倒れ、
瀕死の「真田」は起爆スイッチのボタンを押し、
中枢を破壊する。

多くの犠牲を出しながら、
ついに「ヤマト」は地球の前まで戻ってきた。
しかしその時巨大な「デスラー艦」が出現し、
「ガミラス」のリーダー「デスラー」が
「ヤマト」艦内に姿を見せる。
中枢を破壊されそのほとんどが死滅した「ガミラス」ではあったが、
「デスラー艦」を爆弾にとして使い、
地球人も道連れにする事を伝える。
先の戦闘で「波動砲」の砲口を塞がれてしまい、
武器も使用不可となった「ヤマト」は絶体絶命の窮地に立たされる。
そして「古代」は、
このまま「ヤマト」の「波動砲」を発射し、
「デスラー艦」もろとも自爆する事を決意する。
生き残った乗組員達を退艦させ、
1人残ると言う「古代」に、
「雪」は自分も残ると必死に訴える。
「古代」は自分の思いを伝え、
「パルスガン」で気絶させた「雪」を「島」に託す。
そして12人の乗組員を乗せた脱出船の眼前で、
「古代」を乗せた「ヤマト」は、
「デスラー艦」と共に爆炎の中に消えていく。

そして数年後、
かつての緑を取り戻した地球には、
「雪」とその息子の姿があった。


(感想)
最初に、
私は「宇宙戦艦ヤマト」について、
TVアニメ第1シリーズを途中から見た他は、
TVシリーズと劇場版を、
見たり見なかったりという形で、
新参者です。

そういう訳で、
以下の内容には、
筋金入りのファンの方から
つっこまれる点が
多々含まれると思われますが、
飽くまで、
今回見た映画の感想を
率直に書いた内容になりますので、
どうかご了承願います。

さて、
今回本作を見終わって一番に感じた事は、
「実写」という形で
「宇宙戦艦ヤマト」という物語を描き切るには
「2時間18分」
でも足りないという感じがしました。
「戦闘シーン」にしろ、
「人間ドラマ」にしろ、
もう少し
じっくり描いてほしい気がしました。
ただやはり、
予算等の問題で、
これが限界だったのでしょうね。

キャスティングについては、
原作の登場人物達よりも高い年齢層で
構成された顔ぶれでした。
今回は何より、
「木村拓哉さん」演じる主人公「古代進」のかっこよさが、
前面に押し出された感じでした。
ただ、
「古代進」の「パイロットスーツ姿」が、
「ウルトラマンティガ」の「GUTS」の制服に見えて仕方なかったです…
「沖田十三」役の「山崎努さん」は、
最初からしんどそうな印象でした。
でもやはり最後の
「地球か…何もかもみな懐かしい」
の台詞はジンと来ました。
もう少し力強く指揮をとる場面があればなおよかったです。
「古代」の親友「島大介」役の「緒方直人さん」については、
優しい表情が印象的な原作のキャラと比較すると、
少々きつめの感じがしますが、
「木村拓哉さん」との掛け合いも
息がぴったりだったと思います。
ただ、
ラストで平和になった地球で、
家族と幸せに暮らしている場面も描いてほしかったです。
「柳葉敏郎さん」も髪型のおかげか、
「真田志郎」ぽかったです。
ただ、
あまり今回「古代」との絡みのないまま、
最後の別れ際の、
「俺はお前の事を弟のように思っていた」
と語る部分が、
原作を知らないと説得力に欠ける気がして残念でした。
「徳川機関長」役の「西田敏行さん」も、
原作のように「ハゲ」で「白ひげ」ではありませんが、
よく雰囲気が出ていたと思います。
ただ、
「西田さん」は自身が局長を務める
「探偵ナイトスクープ」で、
本作の宣伝を一切やりませんでした。
どうでもよかったんでしょうか?
医者の「佐渡先生」が女性に変更されていて、
発表された時は違和感を感じました。
イメージとしては「笑福亭鶴瓶さん」さんが、
適役と考えていましたので…
まあ、実際作品を見ていると、
これ以上男性を増やすと、
暑苦しすぎると感じました。
今回「黒木メイサさん」がヒロイン「森雪」を演じていました。
とにかく今回は、
「森雪」のキャラがアニメの清楚可憐なイメージから一変し、
男勝りで、口より先に手の出るたくましいキャラに描かれていました。
アニメの「だって古代君が死んじゃう」
的な場面は一切ありませんでした。
アニメでは「アナライザー」にセクハラ(?)されて恥じらうキャラでしたが、
今回の映画の「森雪」だと、
同じ事をされたら、
「アナライザー」を破壊しそうな勢いでした。
どちらかと言えば、
「ひおあきら先生」が描いた
「宇宙戦艦ヤマト」のコミカライズの
「森雪」のイメージに近かったと思います。
(こちらの作品の「森雪」は「古代進」を「古代」と呼び捨てにしていました。)


次に、
今回は原作となる「アニメ」の設定との違いが多々ありました。
「『放射能除去装置』というもの自体は存在しない」
という展開の違いが意外でした。
結局
「森雪」が放射能を除去する事ができる
超能力者になったという事でしょうか?
その点をもっとはっきり説明してほしかったです。
それから、
「ガミラス」や「スターシャ」等のキャラは
俳優が演じるのではなく、
「意識の集合体」
として描かれていました。
ただし「『デスラー』の意識体」の声と、
「『イスカンダル』の意識体」の声を、
それぞれ
「デスラー総統」役の「伊武雅刀さん」と
「スターシャ」役の「上田みゆきさん」が演じていたのは
うれしかったです。
そして個人的には、
ちゃんと生身の役者が演じる「ガミラス人」を登場させて、
TVアニメ第1シリーズの、
自殺しようとする「ガミラス兵」の捕虜に「古代」が
「貴様も人間なら命の大事さを知れ!」
と叫ぶ場面をぜひ「木村拓哉さん」にやってほしかったです。
また、
アニメでは、
実は「スターシャ」によって救われていて、
クライマックスで「古代進」と再会を果たす
兄の「古代守」が冒頭の戦闘で完全に戦死した事になっていました。
そして今回、
原作のマスコットロボット「アナライザー」が、
普段は「古代進」の持つ、
「スマートフォン」的な端末の状態で主に登場していました。
また
「古代」専用戦闘機「コスモゼロ」に上記端末をセットする事で、
「スターウォーズ」の「R2D2」的な役割を果たしていました。
そして洞窟内の戦闘では、
「コスモゼロ」から分離し、
お馴染みの「真っ赤なボディー」を見せて戦う
「アナライザー」が大変かっこよかったです。
原作よりも長身で、
戦闘用に変更されていましたが、
これならバンダイの「超合金魂」で商品化されたら欲しいと思いました。
(まあ絶対無理と思いますが…)
声も原作と同じ「緒方賢一さん」で良かったです。
ただ、
原作では「森雪」に、
叶わぬ恋をしていたのに対し、
今回の「アナライザー」は、
人間の感情を理解しているような一面を見せるものの、
「恋愛」については全く理解できない様子でした。

その他の映像の見せ方について、
朽ち果てた「戦艦大和」の姿自体は、
あまり登場しませんでした。
上記の「大和」の姿をよく見せた上で、
その中から「宇宙戦艦ヤマト」が颯爽と登場する
場面を見せてほしかったです。
「スターウォーズ」みたいに、
「ヤマト」はもちろんの事「ガミラス戦艦」の表面に、
もっとカメラが接近してほしかったです。
そして
次々に「ヤマト」の乗組員達が死んでいくクライマックスは、
やはり悲しかったです。
死を覚悟し、
1人残った「古代」の前に、
死んでいった乗組員達の幻が見えるシーンは
ウルっと来ました。


何はともあれ、
不可能と言われ続けた
「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化した事自体は、
大変大きな出来事だと思います。

今後もその都度賛否両論分かれるとは思いますが、
「漫画」や「アニメ」の実写化に挑戦してほしいですね。

大変長くなりましたが、
今回はこれまで。





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