「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」感想レビュー - ヒーローフィギュアをレビュー!

「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」感想レビュー

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今回は、
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」の感想レビューです。

※完全なネタばれなので、
これから見に行く方はご注意ください。
また、
うろ覚えのため、
実際の作品の内容と異なる記載があるかもしれませんが、
その点についてはご容赦願います。



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「ボトムズフェスティバル第3弾」
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」を映画館で見てきましたので、
「あらすじ」と「感想」レビューです。

「炎のさだめ」TETSU

(「装甲騎兵ボトムズ」OP)

「いつもあなたが」TETSU

(「装甲騎兵ボトムズ」ED)

「風が知っている」井口慎也

(「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」OP)

「夢の鍵」 井口慎也

(「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端」ED)

「鉄のララバイ」柳ジョージ

(「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」OP)

「バイバイブラザー」柳ジョージ

(「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」ED)

「Love chase~夢を越えて~」宇都宮 隆

(「ボトムズファインダー」主題歌)
※動画投稿者の皆様へ、ありがたく使わせて頂きます。

(あらすじ)

宗教結社「マーティアル」の聖地
「アレギウム」での騒乱の末、
最愛の女性「フィアナ」を失った
「キリコ・キュービィー」は姿を消す。

「触れ得ざる者」である「キリコ」を倒すため
「ネクスタント」として改造された女性
「テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ」も、
「キリコ」に敗北した事により、
「マーティアル」に追われる身となる。

「テイタニア」は、
数少ない協力者を頼りながら、
命を繋いでいた。

そんな中「テイタニア」は、
「マーティアル」の収集した情報の中に、
「キリコ」の姿を見つけ、
その行方を追う。


やがて「キリコ」は1人、
惑星「メルキア」に降り立つ。

「メルキア」の交易都市
「グルフェー」では、
その経済力を狙う
「第17パレギア方面軍戦略機甲兵団=黒い稲妻旅団」
による商路閉鎖が行われていた。

「マーティアル」の庇護が厚かった
「グルフェー」では、
「黒い稲妻旅団」と内通する
「マーティアル司教」
「ベスウッド・ガル・ギャッシルマン」が、
若者を煽って「AT」による武装蜂起を唱えていた。

「グルフェー」には、
かつての「キリコ」の仲間である
「ブールーズ・ゴウト」・「バニラ・バートラー」・「ココナ」の3人と、
「バニラ」と「ココナ」の6人の子供達が暮らしていた。

食料商を営む「バニラ」の仕事を手伝う
長女「ステビア」は、
空港での搬入作業中、
荷物に「AT」が紛れている事に気付く。

それは
「マーティアル」乗っ取りを企む
「ギャッシルマン」を崇拝する次男
「ソルティオ」が密かに仕入れた「AT」であった。

そんな中、
空港の監視カメラの映像から
「キリコ」の存在を知った「ゴウト」は、
「ステビア」に「キリコ」を連れて来るよう言いつける。

追跡をかわしながら、
「ステビア」は積み荷に「キリコ」を隠し、
「グルフェー」に向かう。

しかしその途中の砂漠で
「黒い稲妻旅団」の攻撃に遭う。

「キリコ」は
「ステビア」を人質にしたように見せかけるが、
「黒い稲妻旅団」は構わず攻撃してくる。

しかし「キリコ」は並外れた身体能力と機転で、
敵の「AT」を奪い、
瞬く間に一掃してしまう。


負傷し気絶していた「キリコ」は、
「ココナ」の声で目覚める。

「ゴウト」と「ココナ」は、
「キリコ」との再会を喜ぶが、
「バニラ」だけは
砂漠での戦闘が原因で、
「黒い稲妻旅団」に攻撃されるのではと
不安を漏らす。

「ゴウト」は
自分と「グルフェー」は無関係であると思わせるため、
「キリコ」が「ステビア」を人質にしたと代弁する。

人質にされた一件で、
「キリコ」を快く思っていなかった
「ステビア」であったが、
自分が腹いせに捨てた「キリコ」の銃が、
そのままにしてあるのを見て、
彼への誤解を解く。

そんな中、
「キリコ」は何も告げずに
「バニラ」の屋敷から姿を消す。


「ソルティオ」は、
「バニラ」が隠しておいた「AT」を
敷地内の倉庫で発見する。

「ソルティオ」の後をつけていた「ステビア」に続き、
「ギャッシルマン」が
「黒い稲妻旅団」と共に姿を現す。

「ギャッシルマン」の真意を知り憤慨する
「ソルティオ」であったが、
「黒い稲妻旅団」の
「バーグラリードッグ」を前に為す術が無い。

すると倉庫内に隠れていた「キリコ」が、
「AT」を駆り飛び出してくる。

「キリコ」は、
「ギャッシルマン」の乗る
「ATフライ」を含め、
その場の敵を一掃する。

ついに「黒い稲妻旅団」は、
「グルフェー」への攻撃を開始する。

「キリコ」は、
共に戦うと申し出る
「バニラ」の鳩尾を打ち、
「ソルティオ」に
「すまないと言っていたと伝えてくれ」
と頼み、
戦場へ向かう。

自らカスタマイズした
「バーグラリードッグ」を駆る「キリコ」と、
250機の「黒い稲妻旅団」の「AT」との激戦が始まる。

その戦場に、
「テイタニア」と、
彼女を追う「マーティアル」の「AT」
「エルドスピーネ」が乱入し、
砂漠は混戦状態になる。


「ネクスタント」の力の源である
「補助脳」を持たない「テイタニア」に
「キリコ」は武器を与え加勢する。


戦いは終わり、
瓦礫の山と化した砂漠の中に、
1人「キリコ」の姿だけがあった。

串刺し状態の
「エルドスピーネ」のコクピットを開け、
「キリコ」は「テイタニア」と再会する。

「テイタニア」は「キリコ」に、
「フィアナ」を乗せた
コールドスリープカプセルの姿を見るため、
この地を訪ねた事を指摘する


しかし
「キリコ」は、
流星となって輝く
コールドカプセルを見ようとはせず、
上半身のみとなった
「テイタニア」を抱きしめる。
(「テイタニア」は見かけは人間だが、
体の内部は完全に機械化されている。)

静かに息絶えた
「テイタニア」の亡骸を抱え、
「キリコ」は砂漠を後にする。


「キリコ」の愛用の銃を持った
「ステビア」が砂漠に来た時、
「キリコ」の姿はもうどこにもなかった。

「ステビア」のモノローグで、
砂漠の外れに「テイタニア」の墓が見つかり、
「ゴウト」・「バニラ」・「ココナ」がその後
「キリコ」の行方を探したが、
結局わからず仕舞いであった事が語られる。


(感想)
やはり本家本元の事もあり、
今回の「ボトムズフェスティバル」の
全3作中では一番面白かったです。

キャラクター1人1人が個性的で、
大変インパクトが強かったです。


元々無口なキャラという設定とは言え、
今回
モノローグとしてのナレーションもないため、
本当に「キリコ」はしゃべりませんでした。

「バニラ」の屋敷を去った直後の
「キリコ」が、
道すがら出会った
「マーティアル」の信者の子供に注意する等、
これまでには見られなかった新たな
姿が描かれました。

30年振りに再会して、
老けた事を恥ずかしがる「ココナ」に、
「昔のままだココナ」
とおべんちゃらを言う場面も、
かつての「キリコ」では考えられない場面でした。



個人的には、
「キリコ」と、
「バニラ」・「ココナ」の子供達との触れ合いを、
期待していました。
しかし、
「ステビア」と「ソルティオ」以外の
子供達と言葉を交わす事はありませんでした。
こういう点が、
本家「ボトムズ」らしいと言えばらしいです。


ただ、
本「孤影再び」を、
「赫奕たる異端」の続き、
「幻影篇」の前日談として見ると、
話の繋がりとして、
不自然だと思われる点がありました。


まず、
「赫奕たる異端」で、
「テイタニア」は、
「フィアナ」から、
「キリコ」を愛してほしいと頼まれ、
最後には、
「キリコ」を愛すると決意していました。

しかし今回、
「テイタニア」は、
「キリコ」の生き方を否定する等、
矛盾する事をやっていた気がします。


そしてもう一つ、
まだ途中までしか見ていませんが、
「幻影篇」の冒頭で、
「ココナ」が「バニラ」に、
「フィアナの事でキリコの胸には大穴が開いてんだよ!」
と言っていました。

ところが
「孤影再び」で、
「キリコ」が姿を消した事を知った場面で、
「ココナ」自身が、
「キリコ」が「フィアナ」がどうなったかについて
何も語らなかったと言っていました。

きちんと前作を見直し、
後日談として成立するか否か、
チェックした上で
発生した矛盾なのでしょうか?

理由はどうあれ、
見ていてやはり
残念な感じがしました。


今回、
これと言った強敵は登場せず、
一応黒幕として描かれていた
「ギャッシルマン」も、
「キリコ」の前では
すっかり小物になってしまいました。

まあ、
「異能生存体」である
「キリコ」とそれなりに
対等な戦いをするには、
並みの人間ではお話になりませんが…


何はともあれ、
決して長くはありませんでしたが、
「キリコ」がかつての仲間である
「ゴウト」・「バニラ」・「ココナ」
達と再会する姿は、
やはり圧巻でした。

かつてのテレビシリーズでも、
シリアスになりがちな展開に、
「ゴウト」・「バニラ」・「ココナ」
の3人の滑稽なやりとりが描かれ、
ほのぼのとさせられました。

やはり、
本家「ボトムズ」の世界にはこの3人は欠かせないと感じました。

そして、
さらにうれしい事に、
上記の3人役の声優が、
誰一人欠ける事無く揃った事も感無量です。


さて、
「キリコ」を主人公とした
「装甲騎兵ボトムズ」という作品自体は、
「幻影篇」をもって完結となるそうです。

個人的に
「未完」という形で作品が終わる事は、
好きではないので、
きちんと
「完結」
としてくれた方が、
すっきりして良いと思います。

その一方で、
魅力的な
「キリコ」というキャラの
新たな活躍が
もう見れない事は
やはり残念な気もします。



しかし、
今回の「ボトムズフェスティバル」の前2作のように、
今後「ボトムズ」という作品が様々な人の手によって
描き続けられる事を願いたいと思います。


(おまけ)
※以下の内容は、
「孤影再び」の内容とは無関係なので、
興味のない方は無視してください。


さて、
「キリコ」の声を宛てている
「郷田ほづみさん」は、
声優としては他に
「ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」
の「ライオコンボイ」等を担当しています。

また「郷田さん」は声優以外にも、
特撮番組「ウルトラマンティガ」に登場した
侍の霊に取り憑かれる遺跡泥棒の役等
俳優としての一面や、
テレビアニメ「ぬらりひょんの孫」等の
音響監督としての一面もあります。

以前、
ボトムズ関連のフィギュアの説明書に
載せられたインタビューの中で、
「郷田さん」は、
「ボトムズ」のテレビシリーズが放送されていた時、
自殺を考えていたあるファンから
「『キリコ』を見て生きる勇気が湧いた」
という内容の手紙をもらったそうです。
それからというもの、
「キリコ」を演じる事に誇りを持てるようになったそうです。

自殺者が毎年3万人を超えている昨今、
たかがアニメとは言え、
誰かの生きがいとなるのであれば、
十分存在する意義があるのだと思います。





さて、
本ブログ製作者様が既に紹介されていますが、
「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」では
「装甲騎兵ボトムズ」が参戦するそうですね。

しかし「ボトムズ」の「AT」だと、
「ガンダム」のバルカンだけで一発で大破すると思います。

「異能生存体」である「キリコ」や
「PS」である「フィアナ」や「イプシロン」なら、
高い回避率で、
何とか「MS」とも渡りあえると思いますが…

一体どういう扱いになるのでしょうね。


それにしても「タカラトミー」も、
自社が持つ数少ない「リアルロボットアニメ」である
「装甲騎兵ボトムズ」の版権を
よく譲る気になりましたね。

以前
バンダイの「アーマープラス」から、
「鎧伝サムライトルーパー」の
「烈火のリョウ」
が発売された際、
かつて番組放送当時に、
関連商品を出していた
「タカラトミー(当時はタカラ)」から、
抗議があったそうです。

そのおかげで、
企画されていた
「輝煌帝」等の
他の鎧の商品化が
滞る事態になったそうです。

一体この
「ボトムズ」と「サムライトルーパー」
との扱いの違いにはどんな理由があるのでしょう?

「タカラトミー」にとって、
「ボトムズ」は、
もはや手放しても惜しくないブランドなのでしょうか?


「タカラトミー」と言えば、
最近「ロボットアニメ」関連のフィギュアと言えば、
「トランスフォーマー」一本に絞られている感じがします。

かつては
「勇者シリーズ」等、
「トランスフォーマー」以外の
「ロボットアニメ」キャラの商品が豊富でした。

個人的にも
「マスターピース キングエクスカイザー」や
「デュアルモデルツヴァイ スコープドック」等、
最新の技術を盛り込んだ
アクションフィギュアが出た時
非常にうれしく思いました。

しかし、
「マスターピース」の
「勇者シリーズ」は、
「グレートエクスカイザー」までで打ち止めとなり、
「デュアルモデルツヴァイ」も、
尻切れ蜻蛉の状態で終息してしまいました。


「タカラトミー」としては、
「ロボットアニメ」のフィギュアは、
「トランスフォーマー」だけとし、
「人生ゲーム」等、
「フィギュア」以外の商品開発に
力を注ぐ方針に変わったのかもしれません。

残念に思いますが、
仕方ないかもしれません。



それでは長くなりましたが、
今回はこれまで!


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(関連映画感想)
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